テーマ:社交ダンス(8315)
カテゴリ:ニュース
WDSF communicationsというタイトルのメールが時々送られて来ます。
グランドスラム開催の予告やダンススポーツ関連のニュースが『詳しくはWebで』のリンク付きでWDSFに登録している選手全員に配信されているようです。 12月10日付けで送られて来たメールにはビックリニュースが載っていました。 2016年12月6日にローザンヌで開催された国際オリンピック委員会の理事会で、ブエノスアイレス2018ユースオリンピックのプログラムにDanceSport『Break dance』を追加することに決まりましたというもの。 ユースオリンピックは14歳から18歳までを対象としたオリンピックで2010年から始まりました。 夏季第1回はシンガポール(2010年)、第2回南京(2014年)、第3回ブエノスアイレス(2018年)、冬季は第1回インスブルック(2012年)、第2回リレハンメル(2016年)、第3回ローザンヌ(2020年)だそうです。 オリンピック種目にブレイクダンスが入ったこと、これはやってる人にとっては大ニュースだと思いますが、WDSFってブレイクダンスにどう絡んでいるんでしたっけ? WDSFはボールルーム・ラテンダンスだけでない、ダンススポーツ全般の統括的・継続的な普及を目指すといったヴィジョンを掲げているようなんです。 追加記事を読んでみるとWDSFは、2020年の東京オリンピックに追加種目としてラテンとスタンダードを申請していたのと同様に、2018年のユースオリンピックにブレイクダンスを申請していたとのこと。 つまりブレイクダンスのスポーツとしてのルールや審判方式を決めているのはWDSFと言うことのようです。 言われてみれば、みたいな話しですが去年ニースで世界選手権に参加した時、ブギウギダンスの大会も併催されていたんです。 数年前のプレヤデアロだったか、ちょっと忘れましたがオープン戦に出場した時タイムテーブルにブレイクダンスと言うのが書いてあって、『いろんなダンス大会やってるんだね、いまどきの若者はブレイクダンスの方がやってる人多そうだもんね。』と会話した記憶があります。 つまりWDSFはいろんな種類のダンス競技会を取り仕切ってるということ。 WDSFの本拠地はバルセロナにあるらしいのですが、ローザンヌに国際本部を新設したらしいんですね。 新しいオフィスのオープニングセレモニーが12月7日に予定されていて、多くの関係者が招待されていました。 オリンピック追加種目が決まった翌日だったのは完璧に偶然だったそうです。 しかも同じローザンヌで。 余興でブレイクダンスのデモが披露されてお祝いに花を添えたそうですよ。 WDSFはオリンピック参入を目指して随分長いこと頑張ってます。 東京オリンピックでは落選しましたが、追加種目のまな板に乗っただけでも大進歩でした。 今回のユースオリンピックを突破口にして、ユースだけでなく通常のオリンピックへの参入に向け、ますます手広くいろんなカテゴリーのダンスを『ダンススポーツ』として巻き込みながらWDSFは成長して行くつもりなんでしょうね。 通常の競技ダンスよりはフォーメーションとかショーダンスと言った一組みずつ踊るパターンが採用されやすい気がしますけど競技人口が少なすぎるのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/12/14 12:44:11 PM
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