テーマ:社交ダンス(8390)
カテゴリ:アニメのはなし
見た目は人間みたいですが食べ物が人間とは違う種族が東京に住んでいます。
グールと呼ばれる食人種。 ドラキュラやゾンビみたいに噛まれた人間が変化して増殖するものでもないらしく、グールは人間とは完全に別の種族で、強靭な肉体と回復力を備えています。 本性を現すと目が赤くなって背中から攻撃用の尻尾のような羽のような何かが出てくるんです。 明らかに人類とは違うエイリアンみたいな生物です。 主人公のカネキは読書好きの平凡な大学生でしたが、好意を寄せていた女性がグールだったんですね。 デートの帰りに食われそうになるんです。 瀕死の状態で救出されるんですが、それをきっかけに生活が一変してしまいます。 頭上に鉄骨が落ちて亡くなった彼女の臓器を移植されたせいで、半グールになってしまうんです。 人間でありたいと理性では思うものの、食性が変わって人間の食べ物を受け付けなくなり、すれ違う町の人々がうまそうに見えはじめます。 カネキを救ったのは彼の住む20区にある喫茶店あんていくの人たちでした。 ここでは自分で人間狩りをできないグールに食料を提供しています。 基本的にグールは人類の敵ということでハトと呼ばれる喰種対策局(CCG)から常に狙われていました。 グールの身体能力に対峙するため特殊な兵器も開発されていて、見つかると駆逐されるのでひっそりと暮らしているんです。 羊の群れの中で暮らす狼の悲しみとでもいいましょうか、その辺はちょっと亜人に似てるかもしれません。 第九地区という映画で人間よりエイリアンに肩入れしたくなったように、いつしか引き込まれて自分もグールサイドの立ち位置で見ていることに驚かされました。 11区のグールたちが力によって弱い喰種や人間を支配するアオギリという集団を作って反乱を起こすんですね。 それに巻き込まれる形でカネキは覚醒の時を迎えるんですが、まあ全編にわたって血みどろです。 グールは人間社会に紛れて生活していますので、中には心を通わせている人もいて、その辺の葛藤ももどかしいものがありますね。 今、続きの√Aを見ている途中ですが、人間にも家族があるようにグールにも家族があって、復讐の連鎖はいつ果てるともなく続き、明るい気持ちでは見られません。 集英社『週刊ヤングジャンプ』連載の石田スイ原作の漫画『東京喰種トーキョーグール』。 今年実写版で映画化され7月に公開されました。 そのアニメ版12話を一気に見たんですが、なかなか刺激の強い物語です。 第2期までのDVDも発売されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/02/17 06:24:12 PM
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