テーマ:社交ダンス(8310)
カテゴリ:アニメのはなし
忍者というのは黒装束で黒い覆面をかぶっているイメージでしたが、この物語に登場するキャラクターたちは服装も個性豊かで顔も全開です。
ただ何人か顔のはっきりわからない主役級がいて、その中の一人が今日の主人公はたけカカシでした。 表情が読み取れないので何考えてるのか分からないし、目も深刻な戦闘になるまでは片目しか出してないんです。 でも噂によると郷で一二を争うほどのイケメンとか。 これはNARUTO 疾風伝(忍界大戦・サスケとイタチ)から続く、疾風伝349話 - 361話(総和数569-581)までのお話です。 カカシ先生といえばナルト・サスケ・サクラがアカデミーを卒業して下忍になった時、最初に担当した指導教官でした。 子供の頃から心技体すべてにわたって頭角をあわらしていて12歳で上忍になった木の葉の天才忍者です。 カカシが子供の頃に指導教官だったのが、四代目火影でありナルトの父親であるミナトでした。 幼くして上忍になったカカシは、チームメンバーのオビトとリンとともに任務に出ますがオビトは岩の下敷きになって助けることができませんでした。 そのときオビトから貰い受けたのがウチハ一族の血継限界である写輪眼で、ずば抜けた動体視力を発揮、敵の技を瞬時に看破してコピー忍者と呼ばれるようになります。 ただ、リンに恋心を抱いていたオビトからリンを守ってくれと頼まれた約束を果たせず、敵に囲まれて止むを得ずリンの命を奪ったことがずっとトラウマになっていて、悪夢にうなされつづけます。 忍者の郷には暗部と呼ばれる暗殺特殊部隊があって、カカシは才能を見込まれ配属されました。 九尾の暴走から郷を救ったミナト先生という師はすでに亡く、チームだったオビトやリンにも先立たれ、まだ子供だったカカシはどれだけ寂しかったでしょうね。 ヒルゼンが再び火影(ほかげ)の任についてから、火影直属の暗部に転属します。 ここでもう一人、テンゾウと言う名の木とん忍術使いが出てくるんですが彼の生い立ちの話も興味深かったです。 木とんは水と土の混合忍術だそうで、尾獣を抑えることのできた初代火影・柱間だけが使えた忍術でした。自在に木を扱える特殊能力です。 大蛇丸は柱間の細胞を培養して子供たちに植え付けるという闇の人体実験を行っていたんですが、その実験体の一人がテンゾウこと、のちのヤマトでした。 彼はダンゾウ率いる木ノ葉の暗部養成部門「根」に入りますがカカシの暗殺計画に疑問を持ち、ヒルゼンに助けられてカカシと同じ暗部に入ります。 暗部に最年少で入ってきたウチハイタチの話も出てきました。 7歳でアカデミーを首席で卒業し、8歳で写輪眼を開眼させた一族きっての天才で、カカシ班に配属されます。 彼がなぜウチハ一族を全滅に追いやったのかその真相が明かされました。 忍者というとそれだけで影の存在ですけど、さらにその中にもっと暗い部分があるんですね。 超エリートしか入れないような精鋭部隊『暗部』。 年端もいかない頃から殺人を生業とする人生って仕事とはいえ心すさみそうですが、カカシは同期の仲間たちの嘆願もあって暗部の任を解かれ幼い子供たちを教える指導教官になるんですね。 そして尊敬する師ミナトの忘れ形見であるナルトと、優秀な部下だったイタチの弟サスケ、頭脳明晰なくノ一の卵サクラを担当することとなります。 最後だけでも明るくてよかった。 カカシが覆面の下で笑っているシーンはここしか出てこないかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/02/17 06:16:28 PM
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