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2020/10/08
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テーマ:社交ダンス(8377)
カテゴリ:アートのはなし
『帝国の推移』(The Course of Empire)は、アメリカの画家トマス・コールの作品です。

アメリカの画家は全然知りませんでしたが、先週テレビで紹介されていていい絵だなあと思いました。

音楽でも絵画でも連作ものは大好きなので、特にこのシリーズには魅力を感じましたね。

1833~1836年に描かれた5枚の連作で、未開の地から始まり文明が栄えてやがて廃墟と化すまでの風景をタイトルの雰囲気にあった季節や時間帯を選んで描写しています。


『未開の状態』The Savage State


『牧歌的な状態』The Arcadian or Pastoral State


『帝国の完成』The Consummation of Empire


『帝国の衰退』Destruction


『荒廃』Desolation



とがった山が後ろの方に描かれているので同じ場所なんだなとわかりますね。

現在はニューヨーク歴史協会が所蔵しています。

この中で一枚だけくれると言われたら、どれにします?

私はありきたりですけど2枚目の『牧歌的な状態』です。





トマス・コール (1801-1848) は、ハドソン・リバー派と呼ばれるロマン派の影響を受けたアメリカの風景画家グループの代表選手です。

実は私も「アート・ステージ~画家たちの美の饗宴~」で見るまでトマス・コールもハドソン・リバー派も知りませんでした。





彼は私の大好きなクロード・ロランやターナーなどの影響を受けている画家だそうです。





空とか雲とか空気感がクロード・ロラン風です。

イギリス出身のコールは17歳で家族と共にアメリカに移住。

26歳の時にニューヨーク州のキャッツキルというところにアトリエを設けて生涯そこで過ごしました。

彼の名誉をたたえてキャッツキル山地の四番目に高い山に彼の名前がついているそうです。







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Last updated  2020/10/09 08:12:26 PM
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