テーマ:社交ダンス(8437)
カテゴリ:TVのはなし
1746年4月16日、スコットランド北部でカローデンの戦いが勃発しました。
剣や農機具で戦ったスコットランドのジャコバイトは、大砲などを持つイングランド軍に大敗を帰し、生き残った者たちも全て処刑されるという史実があります。 1743年にタイムスリップしてスコットランドのフレイザー家の嫁となっていたクレアは、夫ジェイミーと共に何とかこの歴史を変えようと奮闘します。 これはアウトランダー(シーズン1)に続く物語です。 イングランド軍の捜索から逃げるためにパリへ渡ったジェイミーとクレアは、フランス王がジャコバイトに資金援助するのを防ごうと知恵を巡らせます。 資金源を断つことで戦いを封じようとしたのです。 しかしパリの港に着いた途端、天然痘の患者を診たクレアの一言で、船を積荷ごと焼却処分する羽目になったサン・ジェルマン伯爵の恨みを買うことになってしまいました。 彼はクレアを亡き者にしようと毒を盛ったり罠にはめたりするんです。 ジャコバイトを推進しようとするスコットランドの王位継承者チャールズ・エドワード・ステュアートもパリに潜伏していて、ジェイミーは娼館で何度か会うんですが、はっきり言ってこいつのために命を捧げたくない感じの若造です。 クレアはルイ15世と大蔵大臣に謁見するためにサンドリンガム公爵に近づきます。 この公爵はジャコバイト支援の窓口なんですが、宿敵だったブラック・ジャック・ランドルのパトロンだったりもして信用できない人物なんです。 ブラック・ジャックの弟アレックスが今は支えていて、殺したはずのブラック・ジャックが生きていることを知らされます。 スコットランドの泥臭い日常とは打って変わってきらびやかな宮廷生活。 クレア役のカトリーナ・バルフは元スーパーモデルですから華やかなドレスが似合うんですよね。 クレアとジェイミーの懸命の努力にもかかわらず、まるで光に吸い寄せられる蛾のように時代はジャコバイトの反乱へと向かって行きました。 スコットランドに戻った二人はついに運命の日を迎えます。 クレアはジェイミーとの約束を守って一人20世紀に戻り、フランクとよりを戻して娘を産むんです。 ジェイミーはカローデンの戦いで死んだとあきらめていました。 1968年、アメリカで外科医となっていたクレアは、20歳になった娘ブリアナと共にスコットランドを再び訪れます。 ストーンサークルでゲイリス・ダンカンが過去へ旅立つ瞬間を目撃。 魔女裁判でクレアを救って、自分は火炙りになった女性です。 クレアのタイムスリップ話を信じていなかったブリアナも、自分のルーツがスコットランドにあることを納得しました。 クレアは、ジェイミーがカローデンの戦いで死ななかった事を知ります。 シーズン2の全13話、面白かったですね。 冒頭、18世紀の服装のクレアが舗装された道路をヨロヨロと歩きながら、通りかかった人に今何年?とか、カローデンの戦いはどうなった?とか矢継ぎ早に聞くんです。 石は、うまいこと元いた時間に戻してくれるものなんでしょうか。 それにジェイミーは石を通れなかったので、タイムトラベルは人を選ぶようです。 激動の3年間をジェイミーと共に生きてきたクレアは、果たして元いたサヤに上手くおさまれるのか気になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/10/06 08:19:58 PM
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