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この展覧会、とても見応えのある内容だった。
9時半少し過ぎに平成館に向かうが、それでもかなりの 人。大学生の団体がいるためだろうか。 天台宗についての知識もほとんど無いのだが、法華経、 密教、浄土信仰などなどが結びついた万人受けを目指す 仏教なのではという印象。 最初の書、書付、仏具などは国宝多数だが、よく分から ないので少々退屈。最澄の直筆といっても、こんなもの かぁとまったく価値が理解できないダメな自分。走るよ うに去っていった大学生たちの気持ちも分かる。 そんな中で、目が覚めたのは、福島の龍興寺所蔵の国宝 「一字蓮台法華経」。お経の一文字一文字が青、赤、緑と 次々と色を違えて描かれた蓮の葉の台に乗っている。や さしくも、きりっとした字と蓮台の美しさに目と心を奪 われた。いいものを見たなぁと大満足。(4/16までの展 示) さてお目当ての仏像コーナー。ここは一体一体コメント したいところだが、気に入った何点かについて述べる。 まず延暦寺の千手観音菩薩立像。彫りの深い四角い顔つ きはユーモラスでさえある。腕の部分も含めて、一木か ら掘り出されており、その細かさに圧倒される。かなり 小さいのだが、重厚感に満ち溢れている。蓮台の緑と金 色が色鮮やかだが、後補らしい。 ![]() 同じく延暦寺の聖観音菩薩立像。信長の焼き討ちから奇 跡的に救出されたとのこと。こちらは逆に蓮華を一本持 っただけのシンプルさが美しい。すっきりとした立ち姿 に何ともいえない素敵なお顔。 ![]() 愛知・瀧山寺蔵の運慶・湛慶作梵天立像、帝釈天立像の 二体。彩色は後補なのだが、それが仏像というよりどこ かで見た人形のようになまめかしい。仏像の作られた当 時の様子がよく分かり感激。↓梵天立像。 ![]() 岐阜・横蔵寺の大日如来。木地がすっきりと現れている なで肩のお姿。智挙印を結ぶバランス感覚が見事。 ![]() 大分・大山寺の普賢延命菩薩坐像。八頭+四頭=十二頭 の象の上に乗る。とてもメイド・イン・ジャパンの仏像 とは思えない。 ![]() 五十年に一度しか公開されないという秘仏、滋賀・善水 寺の薬師如来。ずんぐりむっくり、ゆったりとした感じ が見るものの心を落ち着かせる。さすが秘仏だけあって、 金箔がかなり残っている。 ![]() 逆に広島・耕三寺の快慶作宝冠阿弥陀如来坐像は落剥が 激しい。大好きな高野山の孔雀明王像と同時期の作品と いうこと。もう少し金箔、彩色が残っていればなぁと残 念に思う。・・・ふうっ~仏像のコメントはここまで。 To be continued. [アート]カテゴリの最新記事
私も行きたいなと思ってたんですがもう行っちゃったんですね。。。上野はお花見客で混んでるかしらと思ってしばらく様子見です。
他にも行きたいのは「世界遺産ナスカ展」と「プラド美術展」 うう。。。早く行きたいで~す。(2006年04月07日 22時21分45秒)
サスガ。早いですね。
う~ん、すごそう。ちょっと勉強してから行こうかな(^^;)。 やっとbunkamura行ってきました。 同じ山を前にして、それぞれの画家がそれぞれの思いを 描いているのが面白かった。 ジャコメッティの自画像の視線が忘れられません~。 (2006年04月07日 22時57分41秒)
お好きそうですね~。
梵天立像と普賢延命菩薩坐像が、興味ひかれますね。 To be continued.なのですね(笑) 続きを楽しみにしてます。 (2006年04月08日 01時14分24秒)
ぜったい、いく!!!ですっ。(2006年04月08日 01時20分20秒)
この調子だと土日はいも洗い状態になるでしょうね。
ゆっくり見られる方法を考えられるといいでしょうね。 たとえば、朝一で行って、逆から見るとか。 (2006年04月08日 07時07分59秒)
リクエストにお応えして大急ぎで続き載せました(笑)(2006年04月08日 07時11分44秒)
ホント、行かねば・・・・(2006年04月08日 07時12分21秒)
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