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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2006年11月26日
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カテゴリ:アート
Scan10094.JPG

「迷宮」という言葉に誘われて出かけました。2001年に亡
くなった砂盃(いさはい)富男という人のコレクションだそう
ですが、ほとんどが版画。そして、ほとんどすべてが前衛的な
作品。特に地下のコーナーの外国人の作品、ピカソやミロもあ
りましたが、大部分が知らない画家、初めから難解な版画で「ウ
~ン」と頭を抱えてしまいました。

日本人のコーナーになって、ようやく知っている画家の作品が
出てきました。赤瀬川源平の超芸術トマソンの写真「四谷階段」
まであるではないですか。

草間彌生のオブジェもありました。昨日の東京国立近代美術館
でも、あの無数の男性の象徴を見たばかり。二日連続で見てし
まうとちょっと「ウヘィ」です。

Scan10095.JPG

そんな中で、きらりと印象に残った作品が、秀島由己男という
画家の「われらにさきかけてきたりしもの」という版画。ヨー
ロッパの都会の光景。古びたビルの窓はみな、ペンギンの頭の
形をしています。歩いている人を見るとみな鳥の頭です。そこ
にシルエットのように大きな鳥が飛んでいます。こういう幻想
的な絵は大好きです。この展覧会のテーマ「迷宮」にいちばん
ぴったりな作品でした。ふとこの街に紛れ込んでみたくなります。
秀島由己男、今後、要チェックです。






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最終更新日  2006年11月27日 15時46分03秒
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