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2008年08月28日 楽天プロフィール Add to Google XML

美術散歩  ブリジストン美術館
[ アート ]    

特別展ではなく、ブリジストン美術館の常設展であるが、
毎回、配置を変えながら工夫を凝らしている。

西洋美術館やこちらに来るとおなじみの絵と出合える喜びと、
新たな発見があってうれしい。

白髪一雄 観音普陀落浄土.jpg

今回、こちらで一番惹かれた絵は、先だって亡くなられた
白髪一雄の「観音普陀落浄土」である。この画家のスタイルは
天井に吊るされたロープにぶら下がって、足で絵の具を伸ば
していく。あちこちの美術館にその作品があって、力強い
絵の具の筆致(足致)や指の跡に驚かされる。この「観音普
陀落浄土」は、すべてを焼き尽くす煉獄の炎のような「赤」を
背景に、中心には、瀧のようにも見える「青と白」の流れ。
この青と白の絵の具の混じり具合が非常に美しい。筆では
決して描けないだろうグラデーション。力強い絵の具の盛り
上がりの迫力。

真ん中の瀧は、那智滝を表しているのか。あるいは浄土へ
続く道「白道」のようにも見える。仏教的なタイトルと抽象
絵画、なにやら胸がワクワクするとともに敬虔な気持ちにも
させられる。調べてみると白髪一雄は、お坊さんでもあった
ようだ。

同じ部屋にあったエミリー・カーム・ウンワリイの作品2点。
先般、国立新美術館での展覧会で知ったばかりの画家。これ
までは、素通りで頭にも入っていなかったのだが、どんな
人物かを知ると俄然、興味が増す。

もうひとつザオ・ウーキーの「07.06.85」。ザオ・
ウーキーのブルーはなんともいえない深みがあって、美しい。
じっと心に染み入る。

抽象絵画のことしか書かなかったが、タイトルのとおり印象派
から抽象絵画まで、それぞれの部屋でいろいろ心に引っかかる
作品があり、本当に気楽な散歩を楽しんでいるような展覧会
であった。



最終更新日  2008年08月29日 05時54分20秒
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インパクト   キリルさん


キリルさん   一村雨さん


Re:美術散歩  ブリジストン美術館(08/28)   mashenkaさん


mashenkaさん   一村雨さん


うぴ   うっぴぴさん


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