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2009年03月20日 楽天プロフィール Add to Google XML

ルーヴル美術館展  国立西洋美術館
[ アート ]    

ルーヴル美術館展.jpg

朝、9時前に西美に到着。開門前のせいか、
すでに科博前に通じる道まで並んでいる。雨が
降ってくる中、開門し、テントまで案内される。

当日券を買う列が分かれて、トップ集団となる。
開場と同時に、何人かの集団がフェルメールの
「レースを編む女」まで走る。この小さな作品を、
双眼鏡でしっかりと眺める。黄色とブルーが
印象に残る。クッションからはみ出た、赤と白の
糸は何だろうか。

じっくりとフェルメールを堪能した後、入口まで
戻る。フォントネイの「マリー・ド・メディシス
の肖像」に圧倒される。ラピスラズリをふん
だんに使った深く重く塗り込められた青と真珠の
豪華絢爛さが素晴らしい。肖像画には、あまり
感動することがないのだが(ただし美女は除く)、
今回は例外。

「ジョウビタキの巣」アブラハム・ミニョン。
何だかんだ言っても、私はこのオランダの精密画が
今日のいちばんのお気に入り。鳥、魚、へび、
カエルにそして花々が見える。足を縛られて吊る
されているのはリスだろう。とにかくものすごい
情報量でじっと見つめていると時間が経つのを
忘れてしまう。

今回の展覧会の目玉の一つは、このように優れた
静物画の数々ではないかと思う。
「金色の花瓶に活けられた花束とルイ14世の胸像」
「風景の見える石のアーチの中に置かれた花束」
「葡萄の籠」
「果物と野菜のある静物」
そして「五つの貝殻」と力作揃い。このコールテの
「5つの貝殻」はシンプルながら、味わい深い。
美しい貝殻と机の亀裂が、リアル。長谷川潔の
版画を思い出した。

風景画では、やはりヨーロッパの深い森と木々の
葉をもこもこと描いた作品が好きだ。「襲撃」と
いう作品があったが、平和な農村の手前で行われ
ている森の中での強盗事件が生々しい。

宗教画。ちょうど池上先生の「恋する西洋美術史」
を読んでいる最中なので、いろいろ興味深く眺める。
ああ、ここに不倫カップルがいると「名声に冠を
授けられるマルスとウェヌス」を眺める。

アンドロメダを救うペルセウス.jpg

ヨアヒム・ウテワールの大作。「アンドロメダを
救うペルセウス」は見ごたえあり。こういう幻想
的な絵も大好きである。ペルセウスがオヤジ臭く
見え、ドラゴンの吹き上げる鼻水がかわいらしく、
アンドロメダの胸の静脈が透けて見えるのには
ギョッとしたが、素晴らしい構図で迫力を感じた。

静謐であり、同時に光のドラマを感じるラ・トゥ
ールの「大工ヨセフ」に感動し、カルロ・ドルチの
受胎告知の「天使」と「聖母」の純粋な美しさに
敬虔な気持ちになり、ムリーリョの「6人の人物の
前に現れる無原罪の聖母」を見て、にわかに宗教的
感情も高まったのだが、ウィレム・ドロストの
「バテシバ」の美しい胸を見たら、頭がくらくらと
なってしまった。

開館と同時に入館したはずがもう正午。2時間半も
いた。こんな調子で実際のルーブルを見たらどう
なるのだろうか。

もう一度、ヴァニタスやドルチの「悲しみの聖母」
を眺めて帰ろうと常設展に行くが、肝心のドルチの
聖母が展示されていなかった。ライスダールだって、
ラ・トゥールだって展示されているのにねぇ。
(ドルチの件はTakさんのブログにもありました。)

ロングランなので、次回はこの展覧会のコンセプトを
勉強してから出かけようと思う。国立新美術館の
ルーヴル展も楽しみ。




最終更新日  2009年03月21日 05時26分52秒
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Re:ルーヴル美術館展  国立西洋美術館(03/20)   しゃけさん


アンドロメダは人気もの   遊行七恵さん


しゃけさん   一村雨さん


遊行七恵さん   一村雨さん


Re:ルーヴル美術館展  国立西洋美術館(03/20)   朱奈さん


ルーヴル   はろるどさん


スタートダッシュ   mizdesignさん


朱奈さん   一村雨さん


はろるどさん   一村雨さん


mizdesignさん   一村雨さん


Re:ルーヴル美術館展  国立西洋美術館(03/20)   ogawamaさん


ogawamaさん   一村雨さん


お好み   Takさん


Takさん   一村雨さん


ルーブル、両方見に行きました。   RICARDOさん


RICARDOさん   一村雨さん


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