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細見美術館はまだ2回しか出かけたことがない。
モダンな形状の美術館だと思っていたら、まだ 出来て10年しかたっていなかったことを知る。 第1章「琳派の花づくし」 第2章「若冲・北斎と江戸絵画の世界」 第3章「数寄の美とかざり」 この3つのコーナーで日本美術の粋を楽しめる。 まずは琳派のコーナー。会場で偶然、出会った はろるどさんは、「最初から舞い上がってしま った」とおっしゃっていたが、まさにそうで あった。定石通り、光悦と宗達のコラボ作品 から始まり、光琳、乾山、抱一、其一と続く。 その間に京都らしく、中村芳中、神坂雪佳の 絵が繰りこまれている。 うっとりとするような絵が続き、まさに熱病に かかったよう。ちょうど今、朝日新聞朝刊で、 「麗しき果実」という乙川優三郎の江戸琳派を テーマにした連載小説を読んでいるので いっそう興味がわいてくる。 ![]() お気に入りは、芳中の「月に萩鹿図」。 たらしこみの鹿と萩に月。口をポカンと開けて 鳴く鹿のゆるめの姿に心もゆったりとくつろぐ。 ![]() 大琳派展でも見た抱一の「松風村雨図」は 浮世絵ファンには嬉しい一枚。窪春満の紅嫌い の絵を思い出す。 ![]() 若冲のコーナーはやはり圧巻。若冲って ユーモアの画家だなぁと改めて感じる。 「糸瓜群虫図」は、何度目かの対面だが、 ほんとに虫たちがかわいい。白い腹を見せ、 逆さになって笑っているバッタがいちばん 好きだ。 「花鳥図押絵貼屏風」が二点。ひとつは 伝伊藤若冲作。 この「伝」があるので、となりの真作に 比べると線も弱くどうやら贋作らしいと思うが、 もし「伝」が無ければ、やはり若冲の絵は いいなと思ってしまうことだろう。 真作の方は若冲の多彩な水墨画の技を楽しめる。 「四条河原図巻」のクマや鷲の見世物小屋。 縁日を歩くようでわくわくする。「江戸風俗 図巻」の女たち。嫁をそしる姑など、まじめに 描いているのが面白い。 とにかくこれから出かける方は、Takさんの 「弐代目・青い日記帳」から展示リストを印刷 して持っていくのを忘れずに。 [アート]カテゴリの最新記事
こんにちは。
殿様の弟が浮世絵を描くっていうのは、面白いですね。 それも玄人裸足の上手さ。「もっと武芸に励んでくれたら。。。」といった家臣たちの溜め息が聞こえそうです。(2009年06月07日 09時18分55秒)
土曜の夕刻、「誰かに会うかも~」とキョロキョロしてたのですが(笑)
わたしも細見は2回行きました。 今回は雪佳がもうちょっと見られたらなぁ、と思いました。 抱一の白蓮図に再会できたのはうれしかったです。(2009年06月08日 13時10分00秒)
抱一は長男ではなかったので、あちこちの養子要員
として苦労したのですね。 だから吉原で遊び、遊女を妻としたのですね。 武士の世界も厳しいです。(2009年06月08日 18時57分45秒)
こんばんは。先日はお付き合い下さりどうもありがとうございました。お茶関連はさっぱりですので、色々とお話を伺えて楽しかったです。
抱一の村雨図はやはり琳派展でも出ていたようです。展示替えがあったのでひょっとするとご覧いただけなかったのかもしれませんが…。それにしても品のある良い浮世絵でした。 また行ってきます!(2009年06月11日 21時16分07秒)
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