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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2009年12月06日
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紅葉はほぼ終わりとなったが、まだ庭園は紅く、楽しむ
ことはできた。

青蓮院を訪れるのは、記憶にある限りでは3度目である。
学生時代に、寺院の庭園をちょこっとかじったときに
小堀遠州作のこの庭園を見に来たのが最初であった。
あともう一回はいつだったか忘れたが、入り口の大きな
クスノキが印象に残っている。

さて、今回のお目当ては、日本三不動のひとつ、秘仏の
青不動二童子図を見るため。

と言うのも、今年の春、サントリー美術館での国宝三井寺
展で、国宝黄不動像を見たからである。

どうも日本三大○○とかに弱いミーハーな自分としては、
あとは高野山の赤不動が残るばかりと、御開帳を期待して
いる。

青不動像、展覧会場のガラスケース越しに見るより、
お寺の境内に展示されていた方が、ありがたみが異なる。
心から拝もうという気持ちになる。ひとりひとり願い事を
書くお札もうまい演出だと思いつつ、私もしっかりと現生
利益を願う。

青不動は、意外にもかなりの彩色が残っていて、特に背後の
火炎光背となっている三毒を焼き尽くすという迦楼羅
(かるら)のあでやかさには目を見張った。

「むさぼる心 憎しみの心 怒りの心に負けず
感謝の心と 人への思いやりを忘れず・・・」という言葉が
掲げられていて、一時は敬虔な気持ちになるが、日常生活に
戻るとそんなことはすっかり忘れてしまうのである。

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最終更新日  2009年12月07日 04時42分16秒
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