昨日の日記は、いろんな意味で自転車生活を愛する方々の地雷を踏んでしまったようです。気分が悪くなった方、申し訳ございませんでした。少なくとも、ピュアスポーツ車とそのユーザーをないがしろにしているわけではありません。あしからず。
蛇足ですが、エンゾーの中には、割と明確な「自分ルール」があります。快速車に乗って市内を40km/hで巡行したいという私的な欲望と、街中で人の邪魔にならないようにしたいという公的な欲求を天秤にかけたら、どうしても後者の方が重くなってしまう。なので、その落とし所として「ロードバイクにスタンド」というミスマッチが起こるわけです。
結果として、ロードバイクを大事に扱っていることにはなりませんし、ひょっとしたらチューブがへこんでしまうかもしれませんが、速く走りたい、でもルック車では嫌だという自分のわがままな欲を満たすためですから、そこは(泣く泣く!)諦めます。
それより、例えばエンゾーが妙な場所に自転車を立て掛けたことによって「自転車に乗っている奴らはどこにでも勝手に停めて迷惑だ、どいつもこいつもマナーが悪い」と一般化されてしまうことの方が、エンゾーには悲しいのです。非自転車ユーザーと自転車ユーザーの両方に迷惑がかかるし、双方の溝を広げてしまいます。
「そんなこと、お前一人が頑張ってどーすんだ、駐輪場などのインフラ設置が日本はぜんぜん遅れてるんだからしょうがないじゃん」という内なる囁きが、耳元で聞こえてくるときもありますが、いーんです、やりたくてやってることですから…。
いつの日か、ロードをスマートに、かつ安全に保管できる場所が、町のいたるところに出来ればいいなあと夢想しています。