エンゾーが「そのうちラインナップしてくるはず」とのんびりした予想を立てていたSAMSUNG NX10のEVF無しモデルが、どうやら「NX5」という名前で早くもお目見えしそうな感じです。
NX10が3型61万4千画素のAMOLEDパネルを採用していたのに対し、NX5は同じ3型ながら23万画素とかなり控えめなスペック。MFではピントの山が見にくい事が予想され、せっかくのフラットなAPS-Cミラーレスなのに、レンズ遊びの母艦としてはやや使いにくそうな予感がします。
(まあ、こんなデザインではないと思いますが)
気になるお値段ですが、30mmF2つきのキットで5万円台後半くらいになりそうです。APS-Cであることを考えると、ミラーレス一眼としてはかなり安いですね。どんな外観になるのか、今から楽しみです。
それにしてもSAMSUNG、打つべき手を打つのが早いですね。おっかなびっくりの様子見ではなく、当初から計画にあったモデルでしょうから、APS-Cサイズのミラーレス一眼に対する並々ならぬ本気度が伺えます(実際、SAMSUNGはミラーレス一眼で世界シェアの50%を目指すと公言しています)。
さて、完全に出遅れた感のあるカメラ王国・日本は、今後これをどう迎え撃つのでしょうか。のんびりしている場合ではないと思われ。