シャーリー・マクレーン主演の 『あなたの旅立ち、綴ります』 という映画を観てきました。
シャーリー・マクレーンといえば、
アカデミー賞を始め数々の賞を受けている有名な女優でありながら、
「アウト・オン・ア・リム」 など自らの神秘体験を語っている一連の本を書き、
ニューエイジの旗手としても多くの人たちに影響を与えています。
私もその影響を受けた1人です。
なので、彼女が出ているというだけで、その映画を観に行きたい。。。
そのシャーリーの新しい映画 『「あなたの旅立ち、綴ります』 は、
今現在の彼女の年齢の女性をまさに等身大で演じています。
80歳を過ぎた1人暮らしの女性の孤独と死への不安。
自分の人生は何だったのか?
他者にとって自分は何者だったのか?
自分を他者はどう評価しているのか?
また、自分にとって他者(家族を含め)とは何だったのか?
自分の人生で何を大切にしてきたのか?
人生を意味のあるものにするにはどうしたらいいのか?
死をどう迎え入れるか?
死者は残った人に何を残すことができるのか?
その疑問から出てきた思いと、その疑問の答えを探していく行動力。
訃報を書く若い女性記者アン(アマンダ・セイフライド)と、
9歳の少女ブレンダ(アンジュエル・リー)と触れ合う事で生まれる双方の変化と変容。
DJをしての「いい1日でなく、本物の1日を送って」という言葉が響いています。
シャーリーの皺のある表情の美しさ!
音楽♪も良かった!
シャーリー自身が、共演したアマンダ・セイフライドと一緒に
プロデューサーも務めているとのこと、
そのコミットの深さがうかがえる心に触れる映画でした。
公式サイト: 『あなたの旅立ち、綴ります』 お時間あったら是非!