先日の読書会、「無条件の愛-キリスト意識を鏡として」は、
§努力を放棄する という9ページにわたるちょっと長い章でした。
通常 "努力” は、何か不足がありそれを満たすためにすることだったり、
恐怖心を克服したり、何かに到達したり、何か得たり、と褒められるべき、
今を変える誰もがした方がいい、するべきことのように捉えられますが、
この章では、"努力” を放棄することを提案しています!
・あなたの人生に起きることは中立的であって、ポジティブでも、ネガティブでもありません。
・あなたは、人生のさまざまなできごとの意味を理解していると思っています。
それはまったく真実ではありません。あなたは起きることの意味を
なにひとつ理解していません。自分でそれに意味を押しつけているだけです。
人生に起きることの意味を理解したいのなら、自分で意味付けすることをやめてください。
状況をそのままにしておいてください。
・闇から抜け出そうと努力しないでください。祝福の中に入ろうとがんばらないでください。
そういう動きはひとりでに起きます。ただ動きたいと思い、その意欲にまかせます。
あなたが自分自身のためにあれこれ画策することがめったに成功しないのは、
本当の自分というものを知らないからです。
・あなたのどこも失われたりこわれたりしていません。
あなたのすべては、いまここに完全に存在するのです。
・ポジティブな思考に焦点をあわせても、ネガティブな思考を追い払うことはできません。
というか、ポジティブな思考に焦点をあわせればあわせるほど、ネガティブな思考に力を
与えてしまいます。だから、あなたは自分のアファメーション(確言)を忘れてください。
アファメーションは、ちちんぷいぷいのような呪文にすぎません。
自分のネガティブな思考を 変えようとするのではなく、ただそれに気づいてください。
それにまつわる感情に気づいてください。
そして、気づきと共にいれば、あなたは移行していくのです。
・どうぞ無理に選択をしないでください。
なにが真実でなにが虚偽かは、あなたにはわかりません。
中立的になれば、人生それ自身の姿が見えてきます。
・自分はここを直さねばならない、というようなところがあったとしても ―
あなたにはどうやれば 直せるか分からないのです。
あなたがこわれていれば、どうやって自分を直せますか。
・いま、この瞬間には、あなたにも、あなたの人生にもなにひとつまちがったことはありません。
すべてはあるべきとおりにあるのです。今この瞬間にあなたは完璧に愛されています。
・自身の恐怖心を通して、この世界の経験の仕方を創造していることを理解してください。
でも、それだからといって、自分を責めることはありません。見たものを受けいれ、
それがひとりでに変化していくにまかせます。世界を完全な中立の立場から見るとき、
それが自分自身の学びのためにのみ存在しているのだということが理解できるでしょう。
愛されないかもしれない、愛されていないかもしれない、という恐怖心、
何かに到達することで得られるものは?
褒められたいために、認められたいために努力するのか?
"努力”の本質は何なのか。。。
本当の自分とは。。。
GAPにも共通する在り方、何人かで読むことで視点が、気づきが、広がります。
豊かな滋味あふれる時間に感謝です。