カテゴリ:RED感想
●表紙 TVアニメ大ヒット放送中!の「鉄のラインバレル」。 男性向けに城崎、女性向けに森次さん、一応ロボ好きにもヴァーダントと 全方位にアピールした完璧な表紙ですね! 特に森次さんはメガネを取って流し目と、見ていて違和感を覚えるほどにサービス満点。 さらにDVDまで付録に付けてダメ押しですよ。 放送第3回目にしてようやくREDのCMが流れたそうですし、 世間でのやたらデカい扱いに乗じて多くの新規読者の獲得を期待できそうな表紙ですな。 ●付録DVD『鉄のラインバレル ホントに脱いじゃったスペシャル』 声優陣へのインタビューがメインの番宣DVD。インタビュアーは三平×2さん。 合間合間にグッズの宣伝が入るんですが、色んな会社からたくさん出るんですねー。 フィギュアなんか何社から出るのやら。将来ワゴン行きにならないことを祈ります…。 この付録DVDには新作映画の予告編集も収録されてるんですが、 作品のチョイスが独特なので人によってはこっちの方が楽しめるかも。 ●ヨメイロちょいす 巻頭カラー新連載くぱぁ おい!表紙をめくって真っ先にカラーでくぱぁはないだろくぱぁは! ラインバレルのアニメを見てREDを知り、書店で探し、購入してくれた新規読者を こんな形で出迎えるのがお前らの流儀かRED編集部! …いつも通りで安心しました。 作品の紹介をしますと、主人公「桜我咲久(さくらが さく)」の下に 未来から娘を名乗る女の子が複数現れて、自分の存在を確定させる為に サクと母親候補(幼なじみ・従姉弟・委員長)をくっつけようとするドタバタラブコメです。 ドラえもんのセワシ君は結婚相手が変わっても結局自分は生まれることになる、という話を 「東京から大阪へは方角さえ合っていればどの交通機関でも行ける」という なんかそれっぽい例えを交えてしていましたが、 この漫画では「選ばれなかった者の娘は生まれなかったことになる」らしいので 娘の皆さんはみんな必死です。 やってることはバカエロ全開なのに設定はちょっとシリアスなんですよね。 全員が選ばれる一般作品もあるにはあるのでこの作品の結末がどうなるかは分かりませんが…。 基本的にはいちごに掲載されていた頃とあまり変わっていませんが ノリが激しいというかテンションが高いというか、 土居坂崎っていうエロ漫画家と似たような異常さを感じました。 REDはまだ烈よりかは抑えてる雑誌だと思ってるんですが…そうでもないんですかね。 エロさよりもバカさの方が遥かに上回っているので エロに抵抗があるという方にもとりあえず読んでいただきたいです。 ●ベクター・ケースファイル 稲穂が昆虫博士になるキッカケとなった、父さまとのエピソード。 ここにきてついに登場した父さまは 感電死したセミを箸でつまんでバリバリ食べちゃう変人…いや研究熱心なお人でした。 ユスリカの光病を治すことは人間が自然に介入することになるんですが あの年頃ならそれを理解させるよりも、 命を儚む気持ちを持っていることの方が大事かも知れませんね。 ●聖闘士星矢EPISODE.G ヒュペリオンに勝った余韻に浸る間も無くポントスの幻影が顔見せに登場。 「ヒュペリオンがお前に敗れたのは弱かったからではない… ヒュペリオンには封印が残されていた」 「お前達の間には最初から 神の意志が存在していたのだ」 いかにも神らしい行動とセリフありがとうございます。 神本人が言うんだから間違いないッスな…。 ●フランケン・ふらん 週チャンで「ヘレンesp」を集中連載中の木々津先生ですが、 ふらんは先生のダークサイドではなくホームグラウンドであると言いたい! 今回は溶解型変異性環形球菌という、細菌発見された細菌に犯された映画女優の話。 女優は映画の完成に命を懸けながらも病に勝てず志半ばで息絶える。 彼女の意志を継いだふらんがとった行動は… 映画と監督に対し崇高な想いを持ち続けた女優がこの結末を見ずに済んだのは 不幸中の幸い、と言っていいのでしょうか…この映画どうやって完成させたんだろう。 ヴェロニカは回を重ねるごとにお姉ちゃんっ子が進行してますねw ふらんのコートの裾を握り締めてる手が可愛い。帰ってきたのが余程嬉しかったんだろうなーw ●いちばんうしろの大魔王 新連載第2回。 空から降ってきた女の子「曽我けーな」と 魔王適格者である紗伊の素行調査をする監視員の女の子「ころね」が登場。 こういう展開をこの雑誌でやるのはいささか分が悪いと言わざるを得ない。 曽我さんは言ってることが不可解すぎて、今の時点ではちょっと感情移入しづらいです。 ●鉄のラインバレル 九条美海のターン! JUDAの調査とライブツアーが日程・場所共に同じという凄い偶然により 島根でデートすることになった浩一と九条さん。 九条さんはあまり同性に好かれなさそうなタイプの人だと思います… 天然なのかもしれないけどセリフ回しがちょっと引っかかる。 「…島根に行くの本当は憂鬱だったケド…早瀬クンも居ると思えば… ううんなんでもない」 「やっぱり早瀬クンは優しいな」「私がアイドルやってるコト知っても 変わりなく接してくれるし それに… …死のうとした理由とかも訊かないでくれる」 「早瀬クン…助けて… 早瀬クン 早瀬クン 早瀬クン…早瀬クン 早瀬…クン」 ちょっと厄介な人を助けちゃったんじゃないかな~早瀬クン。 ●お姉ちゃんバラ 紅 センターカラー血まみれ新連載!! 山本賢治漫画製作復帰の第一歩はゲームのコミカライズ作品の構成・絵コンテ。 自分は元ネタの「お姉チャンバラ」未プレイなんですが B級の王道を行く超B級作品であると聞き及んでおります。 主人公は街に蔓延るゾンビを刀でサクサク叩っ斬る薄着のお姉ちゃん「彩(あや)」。 「あたしを お姉ちゃんと呼ぶな――!!」 呼んでほしくなかったんだ…タイトルになってるのにw 描き手が違うといっても構成・絵コンテを手がけているので山本賢治色はとても強いです。 画面の使い方とかフキダシに入った効果音とかがいかにも山賢らしい。 「大きめのゾンビに小さなゾンビをたくさん詰めたクラスターゾンビ弾」というイカレたアイテムや クソ外道がちゃんと死ぬ所なんかはあまりにも「らしさ」が出ていたのでニヤニヤしましたw 他にも「カオシックルーン」には無い独特の演出、 口数の少ない彩の代わりに色々と説明する絶叫のようなナレーションが良い味出してます。 ただ、アクションがやや迫力不足なのと 体はバラバラになるのにモツがまるで出ないのはちょっと残念でした。 大元のゲームでも出てないのでそっちの再現はできてるんですけどね。 次回は2月号に登場予定。毎号掲載じゃないのか…せめて予定が変更しないことを祈ります。 (続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.21 19:57:59
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