テーマ:プロ野球全般。(13249)
カテゴリ:スポーツ
念願の初勝利を挙げてのお立ち台。日本ハムの大谷は、こぼれそうな笑みをこらえるように口元を引き締めた。打線の援護を受け、5回3失点。手放しに喜べる内容ではないが「すごくいい初勝利になった」。何より必要だった結果を出し、思わず正直な気持ちが出た。
立ち上がりは3人で抑えたが、二回以降は球が浮き、ストライクとボールがはっきりした。二回から四回までは1点ずつ失った。 2点のリードの五回。勝利投手の権利が懸かる場面で直球勝負に切り替えた。ペース配分を考えず一球一球、全力投球。森野、ルナら強打者を3人で抑え込み、白星を手繰り寄せた。 自分で初勝利をつかんだという感覚は持てない。プロ初登板の前回も中田の2ランで黒星を消してもらった。「何とか勝たせてもらった初勝利。次はチームを勝たせられるピッチングがしたい」。両親にプレゼントするウイニングボールを手にしながら成長を誓った。 「二刀流」を続け、投手としても2戦目で結果を出した。「勝ったことで心の余裕にもなり、次の投球に生きる」。異例の挑戦にも、さらに自信を深めた。今後の体調次第だが、栗山監督は交流戦で再登板させる可能性を否定しなかった。指名打者制のないセ・リーグ本拠地ならば「投げて、打って」の活躍も現実味を帯びる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/06/01 11:38:48 PM
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