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カテゴリ:ちあきなおみ
香川照之さんの歌舞伎界デビューや
中村芝かんご逝去(早すぎる…)等、 気になるニュースもあるのですが、 相変わらずちあきさんメインで日々は流れています。 ちあきさんの歌唱を聴けること、 ちあきさんのご存在に感謝あるのみ。 youtubeでも色々映像を見ました。 BSやテレビ東京で数年前に放映された特集も 見れていないだけに、有難い映像がたくさん。 日課のように見ていて、ある日突然消えてしまったものも 数々ありますが。 象印スターものまねは、子供のころきっと見ていましたね。 玉置宏さんの司会? ちあきさんによるひばりさんの真似、素敵でした。 27歳ごろのちあきさんでしょう? 黒い紋付の着物とアップの髪、ほんとにお綺麗で、粋で。 で、顔や体の動きが本当に流暢で。 (流暢ってきっと言葉は間違っているけど、流れるように さらさらと動くのです) で、ものまねをされる側となる、 ピーターさんによるちあきさんのものまね。 「無駄な抵抗やめましょう」。 ひばりさんのものまねとは間逆で、 照れて一見地味?なちあきさんなのですが、 むーだな抵抗やめましょう♪、あなたーの…のところで、 振り付けをピーターさんに合わしたり。 瞬時に、何をすると面白い絵になるか、分かるのか、 うまいなーと思いました。 島倉千代子さんのものまねは、すごいデフォルメしてる感じ? 周りの歌手やアシスタント?の方たち、 皆さんへのウケ方は尋常ではありません! ひばりさんのまねもそうですが、 ちょっとコミカルであっても、 歌唱がしーーっかりとしているので、 とても気持ちよく聴けて、説得力があります。 お返しの、ちあきさんによるピーターのものまねも見たかったなー。 ちあきさんの歌の日本語の美しさ。 はっきり発音されます。 噛み砕くように。 それでいて、なめらか。 昔の知り合いで、フランス人の既婚男性で、 中島みゆきの歌を聴いている、という方がいました。 ぜひちあきさんの歌を進めてみたい、とふと思いました。 私自身、ちあきさんの魅力に気づくのが遅ればせながら、でした。 でも、遅すぎることはないと思ってますが。 NHKアーカイブの映像ライブラリーに再度行って、 「国語元年」(国は旧字)の続きを見ました。 この作品に選ばれたのも、ちあきさんの発声ゆえではなかったのでしょうか。 「日本語」に焦点を当てたドラマなのですから。 全国統一話し言葉って、テーマも興味深い。 ご主人様の南郷清之輔役は川谷拓三さん。 それから、今回はNHK紅白歌合戦のこと、ちょっとメモってみました。 第22回「私という女」 歌った後、次の白組歌手を紹介する流れで、 山川静夫アナウンサーが「女の人は白いテントをかぶって…」と冗談めかしている。 大人の女、ちあきさんはいじりやすいのでしょうね?! ⇒訂正。見直すと、宮田輝アナウンサーでした。 「あるときには頭をすっぽりテントで覆うなんてのもいいですよね」 第23回「喝采」 入場行進は黒いノースリーブドレス。少しキラキラ。 これは多分レコード大賞の衣装。 大賞をとって、大急ぎで赤坂から渋谷に車移動したためと予測。 で、ちあきさんはちゃんとあいうえお順の並びで登場なのだけど、 表情が、もうろうとされているというか。大賞受賞の感動覚めやらぬ、というか。 カメラに映ったとたん、意識を切り替えようとされている、というか。 推測でしかありませんが。 でも、それから2時間後ぐらいでしょうか、後半のご自分の歌唱の際には、 まったくの涙も動揺も無く、堂々とちあきなおみを演じきっている 高貴なちあきさん。ますます感動。 この歌唱のちあきさんも好きですし、 レコード大賞の、こみあげているちあきさんも大好きです。 佐良さんの「オー・シャンゼリゼ」で みんなと並んで歌うちあきさん。綺麗。 途中の出し物。天神ばやし。赤のさらし振り。笑顔のちあきさん。 美空ひばりさん、出てます。 一人目の歌が始まる前のスクールメイツのダンス。 ピンクのシャツのセンターの3人は未来のキャンディーズの3人。 南沙織「純潔」の後ろでパンダ3頭と踊る未来のキャンディーズ。 なんて贅沢な。 歌が終わってかぶりものを外す3人。 中にいたのは天地真理(「ひとりじゃないの」で初)、 小柳ルミ子、谷啓さん。 野口五郎初登場。15才? 朱里エイコ、初登場。 石橋正次「夜明けの停車場」 第25回「かなしみ模様」 すっかり余裕の見えるちあきさん。百恵ちゃん初登場の回。 入場行進のちあきさんは金ぴかのドレス。 ⇒追記。 ちあき「草木も眠る丑三つどき」 さがら「はしゃぎすぎたの~♪」 (直前の美川憲一の歌をくちずさむ。酔っ払っている設定) さ「(ちあきさんの顔が突然眼前に現れて)きゃー、おバケ~」 ち「あら、そんなに素顔と違うかしら。失礼ね」 さ&ち「『闇夜にドッキリ』山本リンダさん」 …いろんなことさせられてるちあきさん。 都はるみ「にごりえの町」の後、前半最後。 中盤の紅白点数。 「紅組応援団長」のタスキを掛けたちあきさん。(白はマチャアキ) 羽織、高下駄(赤い鼻緒)、両手に扇子。 …ますますいろんなことさせられてるちあきさん。 そして、紅白で餅つき。翌年ウサギ年だから。 百恵ちゃんと淳子ちゃんも途中で二人でもちつき。 第27回「酒場川」 入場行進は薄紫のドレス。ポンパドールの変形というか、 髪型が塩沢ときの変形というか。印象的。 オープニングで舞台に上がった後、となりの西川峰子が、 ちあきさんに一言話しかけていました。 第28回「夜へ急ぐ人」 入場行進白っぽいドレス。さらに余裕のちあきさん。 登壇する際、紅組司会の佐良直美さんと握手。 聞こえないけど、口元では「ガンバロー」とコミカルに。 (こういうちあきさんも大好き) 第39回「紅とんぼ」 (以下改筆) 言霊。日本ならではの観念でしょうか。 ちあきさんの歌唱は、その一言一言に言霊が宿っているようです。 ちあきさんの歌に耳を澄ましても聴きがいは十分ありますが、 映像でみるちあきさんも格別です。 ちょっとした振りをつけて歌ってらっしゃいますが、 この振りがまた絶妙。 やり過ぎず、また不足無く。 体のしなりもいいから、 お、手はこっちで体はこっちの角度に動くんだ、 なんて新鮮さも発見。 歌唱とダンスが融合したパフォーマンスのよう。 だからといって、ミュージカル的というわけでは無いのです。 何か、自然と湧き出る、歌唱に当たり前に呼応した所作というか。 それは、まさにコンテンポラリーアートの世界。 いろいろ試行錯誤されていたのか、 あるいは感覚的に動きが出てくるのか。 魂を込めて歌唱するちあきさん。 特にその歌唱の姿を見ると、その一途さに心を打たれ、 会ったことも話したこともないちあきさんの心に触れる瞬間があるような、 勝手な幻想さえ抱いてしまうのです。 時を経て、メディアを通じてですが、 ちあきさんの真心は、しっかりと伝わっています。 だからこんなに心をつかんで離れないのだと思います。 ちあきさんに平穏な日々が続くことを願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.29 21:23:58
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