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カテゴリ:小川洋子
パナソニックメロディアスライブラリー@Tokyo FM
小川さんのラジオ番組のことは何年も前から知っていたのですが、 日曜日の朝、普段聴かないラジオをつける、 という機会をもてず、初めて聴きました。 以前、ネットで小川さんのお声は聴いたことがあったのですが、 今回、小川さんと紹介されなかったら、気づかなかったかも。 女性二人が話していて、始めはどちらもがパーソナリティの人かと思ってました。 それほどに、私の中で認識が薄かったのでした。 小説家さんのお声を認識するというのも、ある意味必須なことでも ないのですが、ひとつ小川さんに近づいたような気がしたりして。 きっぱりとしたお話し方をされる方と見受けました。 ラジオということもあり、発音・発声により気を遣っていらっしゃる感じがしました。 お話の内容、もちろん興味深かったです。 今回とりあげられていなのは滝沢馬琴「南総里見八犬伝」。 馬琴47歳から20余年かけて完結した超長編。106巻。 完結したときの喜びを隠せない馬琴の言葉も紹介されたりして、 発見でした。 自分にとっては、辻村ジュサブローさんの人形で演ずる NHKの「新八犬伝」が忘れられません。 その番組の主題歌、坂本九さんの歌唱による 「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」(というタイトルだったのか!) もかかり、なつかしい限り。 次回はアゴタ・クリストフ「悪童日記」。 ハンガリーから難民として帰化した著者が 学びたてのフランス語で書いた処女作だったはず。 フランス語が平易で読みやすく、出版された当初は学校でも読みました。 それ以上に、内容が淡々としていながら残酷で、衝撃的でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.06 16:22:08
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