俺、やっと原稿から解放されたから次の原稿のネームにかかるんだ
それってつまり原稿から根本的には解放されていないのでは。七志希と塩バニラです。えーと、あれだ。先週の金曜に部誌の原稿を締め切り○時間前に部長様に渡してようやく原稿から解放されたぜー!と思うのもつかの間。なんだか今回の部誌は原稿の量が半端じゃないらしく、量だけ見ればオフ本にした方がしっくり来そうな量のようです、はい。ワタシは時間とか色々なモノに追われていたので16Pを描き上げるので限界でしたが(しかも手伝ってもらってなのよー)中には3,40P描いたとかいう話が聞こえた気が…やべぇ、気ィ遠くなってきた。とにかくそんな量を描いてる人がいるのならワタシも頑張って痛々しいモノを作り上げねばならないと思うわけですよ!ええ!テーマは「中二病」ですし!そういえば結局あのリレー漫画の設定を勝手に使ってしまったけれどまぁ今更後悔とかしても遅いよね、うん!テーマにそぐうモチーフとしてはちょうど良かったんだ!とりあえず夏になったら帰る予定なのでそん時はあのリレー漫画の原作者の2人に見せてみようかと思ってます。というわけで覚悟してくださいましー。で、ですねぇ。なんか次の部誌は普通にオフ本らしいのでこれは気合いを入れないといけませんにゃぁ!とか思っても緊張の糸が切れてる状態ですのであと2日くらいはグダグダの状態が続きそうです。ふほー、ではまた恒例のあれの時間のようです。暁月姉弟のよく分からない近況報告コーナー暁月逢「あー!なんでコイツこんなに硬いわけー!?」暁月弓「ははは、姉さんそりゃグラビモスにハルバートで挑むって自殺行為だよ」暁月逢「うっせー!自分は離れたところから徹甲榴弾撃ちまくってノーダメージだからって威張るんじゃないわよー!」暁月弓「ははは、姉さんったらー。離れててもグラビームがあるから安全って訳じゃないんだよ?」暁月逢「っきゃー!黙れぇー!」志希「こーんにーちわー」希里「お邪魔しま…ってなにPSP握りしめながら格闘してるの貴方たちは」暁月弓「ああいらっしゃい2人とも。いやね?姉さんがモンハン2ndGでグラビモスに勝てないからってこっちに八つ当たりしてきてるだけだよー」暁月逢「キシャーーー!平然と嘘を教えるなぁー!」希里「ああ、なるほど…エキサイトしすぎたってことね」志希「ねーねーきさちー。もんはんってなぁに?」希里「そのことについて説明すると長くなるから明日学園で朔にでも聞いてみると良いわ」志希「うん分かった!でさー、あーちゃんはなんでいつも制服着てるの?」暁月逢「お願いだから言わなければバレないことを言わないでー!」暁月弓「姉さんの私服の設定がまだないからだよー」希里「ああ、なるほど…」志希「えーと、それってどういうこと?」朔「ふふ、それはね?本来ならば私服を着ているはずの場所でも私服の設定ができていない、あるいは間に合っていない場合すでに出来上がっている服装でゴリ押ししちゃうことがあるの。例えるなら半月版の秋葉みたいなモンね」暁月弓「うわー、唐突に現れたあげくにまた一般人には分かりづらいネタを言ってくれますね朔さん」朔「うーん?いつからおねーさんのことを名前で呼びたくなったのかなぁー?んー?」暁月弓「いえ、只単にあなたには敬意を払う必要ってないかなー?という考えなだけですよ?なんか管理人と同じにおいがするし」暁月逢「あー、それは私もそう思うわ。アンタ管理人側の人間?」朔「え?いやまぁ多分貴方たちよりはアレ側かなぁ」志希「ねえねえさーちゃん。もんはんってなーに?」朔「む!ななみんも狩りの魅力に取り憑かれちゃったりした!?そーかそーか」希里「朔さん?もしも志希に変なことを教えたりしたら…」(ごきりごきり)朔「うぐ、きーりん目がマジだぁー。ななみんその話は明日学園でね?」暁月逢「つーか何の用よ。私は今グラビモス狩るので忙しいんだけど」暁月弓「一人だとボロ負けしてるけどね」暁月逢「うっせい!で、何用?」朔「何の用も何も、だいたいの察しは付いてるみたいだけど?」暁月逢「ふふ、そうよね。分かってたわよ…私達のところに来客なんて、あの馬鹿関係の話以外にはないってことぐらい…ええ、分かってたわよ…」希里「あの、暁月さん?どこか具合でも?」暁月弓「ああ、気にしないでください。所詮ピンで用意されたキャラの宿命からは逃れられないってことです」朔「まぁねー、やっぱわたしみたいに確固たる「キャラクター」として存在していない以上回ってくるお仕事も売れ残ったお刺身パックみたいなモンな訳よねー?」暁月弓「煮るか焼くかしないと手を出せない、という意味では同じですが独特な例えですね」志希「わたしお魚好きだよー」希里「それじゃあ今日の夜は魚でも焼こうかしら」朔「ところでいい加減今回の用件に入ってもいい?」暁月弓「どうぞどうぞ」朔「コホン。…えーとね、管理人がつい2日前まで原稿でヒィヒィ言ってたのは知ってるかしら」暁月逢「ああ、部誌用の原稿のことでしょ…で、それがどうかしたわけ?」朔「その原稿に取りかかったのが先々週の金曜辺りなも知ってたわよねー」暁月逢「ちょっと待ってよ?確か先週の金曜が締め切り…ってどれだけ計画性無いのよあのアホはっ!」朔「んでまぁ徹夜で原稿描いたりしてたわけ」希里「土日は外に出た様子が一切なかったわね。まぁ外に出ても何もすることがないからでしょうけど」朔「そしてその間の睡眠時間は、まぁいつもとあんまり変わらないはずなんだけど…」暁月弓「徹夜してるのに?」朔「そう、一応徹夜はしてるのよ。でも代わりに学校から帰ってきてすぐに寝て夜中に起きてその後朝まで原稿をやる、とか言った生活をしてたわけ」暁月逢「……アホじゃないの?そんなの学校から帰ってきたらすぐに原稿やってキリの良いところで中断すればいいじゃない。それで寝れば多少遅くても次の日はちゃんと学校いけるでしょうに」朔「ふふふ、あのアホはねー、夜中にやらないとテンションの関係で進まないのよー」志希「ねーねー、それでどうなったの?」朔「ああ、そうそう。で、ここ最近のあいつの財布の中身、知ってる?」暁月逢「え?うーん…月末だし、3000くらいかなぁ」朔「甘いわね、あの管理人がそこまで計画的に買い物をすると思う?200円よ、200円」希里「へぇ、200円ねぇ…ってええ!?に、200円!?」暁月弓「アホだとは知っていたけれどそこまでのアホだとは…」朔「んでねー?財布の中身がそんなんだったら当然買い物とかもいけないわけでしょ?そうなると頼りは備蓄のみ!」暁月逢「えーと、果たしてあの管理人がそこまでの備蓄をしているとも思えないんだけれど」朔「うん、そこは親に泣きついて送ってもらった米とかで食い繋いだのよ」希里「うわぁ、わたしには想像できないわ…」暁月弓「そりゃまあ送ってもらったっていうところから察するに日持ちするモノではあるだろうけどそんな大量には来てないでしょ」朔「で、徹夜に加えて何回か食事を抜いたりしてたわけよ。んで締め切り当日なんだけどさー。体育あったんだよね」朔「ちなみに徹夜明けで、朝っぱらから麺類腹に入れたは良いけど学校行く前に腹の虫が鳴ってるような状態で、追い討ちとしては昼食を忘れたといったところかしら」志希「最近の飲み物ってお水なんでしょ?」朔「イエス。かろうじて水だけは持って行ってたんだけど水で腹がふくれれば苦労しないわよねー。あのアホ、度重なる徹夜と栄養失調で授業中にだいたい50分ほど意識から手を放してたわ」暁月逢「それ、実技の先生にとっては傍迷惑以外の何者でもないわね…」朔「うんうん、そうなのよー。でもね?そん時のあのアホの顔色が一般人から比べると相当悪そうに見えたっぽくて冗談で金下さいっていったら本当にくれたのよ。これでちょっとパンでも買ってこいや、ってね」朔「本当に良い先生だよねー。でもねー、そん時貰ったのは500円玉だったんだけど結局あのアホちんはパンふたつ買っておつりを先生に返しちゃったのよねー。けっ、ヘタレが」暁月逢「ちょ、ちょっと!?それは別に人として正しいことじゃ…」朔「金がないっていってるのに馬鹿正直におつりを返すようなチキンが良い漫画を作れるわきゃねーだろー!」希里「ちょっと朔さん落ち着きなさい!」志希「ねーねーきさちー。おつりはお駄賃じゃないの?」暁月弓「毎度毎度のことながら収拾付かないなぁ。きっとまたここいらでデウス・ウキス・マキナみたいなのが…」アゲハ「お?なーに集まってんのよアンタら」希里「あ、アゲハ先生!?何でココに!」アゲハ「んー?いやちょっと飲み物を買いにね。んでアンタらは?」朔「あのアホ管理人の近況報告でありまーす!」アゲハ「あー?あーのアホはわたしの教え子にそういう仕事を押しつけてんのね…」暁月逢「あれ?アゲハ先生ってあんな人だったっけ?なんだか学園とはかなりイメージ違う気が…」志希「アゲハせんせーはいつもあんな感じだよ?」朔「そうだよねー。つーかリリカ先生止められるアゲハ先生があの性格じゃなかったら逆に恐いんだけど」リリー「呼びましたか?この居眠り常習犯が」朔「っきゃーーーー!でーたーーーーーー!」リリー「テメエ、このリリカ様を見て悲鳴を上げるとはいい度胸してやがりますねぇ。その度胸に免じて校庭の石拾い程度で許してやり…」アゲハ「はいはい生徒にそういう体罰やらせるんじゃないわよっ!」「バキィッ!」リリー「うげ…さ、流石はアゲハ先生。的確に脳を揺さぶるとは…がくっ」アゲハ「あー、もう何で学園の外に出てまでおもりをしなきゃなんないのよー。酒でも飲まないとやってらんないわねー」希里「えぇ!?せ、先生待ってください!その手に持ってる一升瓶を開けるのは待ってくださ…!」「うびうびうび…」アゲハ「…っぷはぁー、あー、やーっぱ人生酒がないとはじまんないわよねぇー?」朔「ヤバイ、先生が酔っぱらった…逃げよう、うん、今すぐに」アゲハ「うぉい、ちょっと待てや草薙」朔「うひぃーーー!先生目が据わってるっていうかその左手におもむろに填められたグローブは何ーーーー!?」希里「ああ…本当にデウス・ウキス・マキナが登場しちゃったわねぇ……」暁月逢「えーと、そのデウス…何とかってのは何よ」暁月弓「舞台用語のひとつでね、劇のあらすじとかを無視して強引に話を終わらせたりする『機械仕掛けの神様』のことさ」希里「余談だけど、演劇では最悪の終わり方のひとつね。何せ今までの話を全部無かったことにできるんだから。漫画でいえば夢オチクラスかしら」暁月逢「それは酷い!」―終了―うん、最後に逢が言ってるけど本当に酷い終わり方だ。てゆーかこんなところで書くのもアレですが、先生の金で買ったパンはとてもうまかったです。はい。そして原稿を手伝って貰ったと書きましたが、よりにもよって先輩ですよ、先輩。うわ、どうしよう。ワタシにできるのは次の部誌に載せるであろう原稿を頑張るくらいしかできないのですよぅ。もうだめだ。そんな日曜日。