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不死身のワイリー・コヨーテ

不死身のワイリー・コヨーテ

第6回 ハンナ=バーベラ

キャラ特集リンク
第1回バックスバニー編
第2回シルベスター編
第3回トゥイーティー編
第4回 ロードランナー編
第5回 ワイリー・コヨーテ
第6回 ハンナ・バーベラ
準備中
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ハンナ バーベラ
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さて、今回はキャラクターではないのですが
ちょっとまじめな話を・・
紹介させていただくのは

ハンナ=バーベラ
トムとジェリーを紹介するに当り
トム&ジェリー
先に「トムとジェリー」や「原始家族フリントストーン」「チキチキマシン猛レース」などを世に生み出した
この二人に注目をさせていただきたいと思います
  ↑
二人? 知ってる人は知ってますがハンナ=バーベラとは「ウィリアム・ハンナ(監督 兼 編集者)」と
ジョセフ・バーベラ(アニメーター 兼 脚本家)」の二人のことであり
後に二人が立ち上げる「ハンナ=バーベラプロダクション」の事である

お互いアニメーションとはまったく違った世界からはいってきたのです
ハンナは元建築技師であり、バーベラは元銀行員と言う経歴の持ち主
そんな二人が1937年にMGMスタジオに入社した時より
アメリカのアニメーション界に新しいページが加わりました
この時より2001年の3月にウィリアム・ハンナが90歳でこの世を去るまでこの二人三脚は続けられました

MGMスタジオでの最初の作品「上には上がある(Puss Gets The Boot)」はトムとジェリーの原型となる作品であり
この頃のアニメーションとはTVではなく、元々、映画の前に上映する短編アニメ(アメリカではこれらをCARTOONと呼ぶ)から誕生したものである。
カートゥーンは当時、始めてウォルト・ディズニーによって世に送り出され、ユニバーサル、ワーナーといった大手映画会社もカートゥーンを制作することになる、同じく映画会社だったMGMスタジオもこの影響をうけカートゥーンの制作を、二人のアニメーターに依頼した。
これが、トムとジェリーの生みの親、ウイリアム・ハンナとジョセフ・バーベラ。名コンビ「ハンナ・バーベラ」の誕生である
当時の各社のキャラクターは
ディズニー → ミッキーマウス
ユニバーサル → ウッドペッカー
ワーナー → バックスバニー
MGM → トムとジェリー
ウッドペッカー バックス
といった具合

1950年代人々の娯楽は映画からTVへと変わりMGMスタジオはアニメーション部門を閉鎖
突然解雇されたハンナとバーベラは、テレビ用のアニメ作品を製作することを決め、トムとジェリーの生誕から20周年に当る1957年に、
「ハンナ=バーベラプロダクション」を設立。これがハンナ=バーベラの、TVアニメの歴史のスタートである
この時よりハンナ=バーベラは新しいものを次々と世に送り出した
それまではトムとジェリーのような動物主体のドタバタコメディーが主流だった
TVアニメの時代となり新しいものへと代わっていったのです
そして生まれたのが「原始家族フリントストーン(The Flintstones)」
それまで1本5~6分のショートアニメが主だったのが
ゴールデンタイムに進出し30分物になり、モチーフも動物から人間に
そして家族向けのコメディーへと、時代とともに代わっていきました
そして後に出るアニメーションの土台をこのフリントストーンで築いたと言えるでしょう

フリントストーン

その時、MGMスタジオはまだトムとジェリーの版権を持っていたため、未だカートゥーンは人気があると思い、
自社で新しくトムとジェリーを制作することになったが
低予算と画風の違い、センスの違いなどから、’60~62の間に合計で13本が制作されただけにとどまり。
動きやディテールがあまりにもヒドイ代物で、スタイルがまるで違いすぎるため、
初代ハンナバーベラの作品に遥かに及ばない作品になってしまい、あっというまに姿を消すことになる。

1991年には一つの重要な出来事があった、ハンナ=バーベラプロダクションは
TBS(ターナー・ブロードキャスティング・システム)の子会社として加わった。
そしてその5年後の1996年には、TBSがメディアの巨大企業であるワーナー・ブラザースの子会社になる、
このことにより「トムとジェリー」「フリントストーン」「ドルーピー」などが、
「バッグス・バニー」「トゥイーティー」「ワイリーコヨーテ」とファミリーとなった。

現在も、アニメーション界で活躍するハンナ=バーベラプロダクションは、
様々な人材を発掘、取り入れ「パワーパフガールズ」「カウ&チキン」「デクスターズ ラボ」
「ジョニー・ブラボー」などの新しいシリーズを送り出し、
すべての世代に愛され続けるアニメーションを今も作り続けている。

ハンナ バーベラ


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