テーマ:ささやかな幸せ(6728)
カテゴリ:季節のお祭り・行事
病院以外で久々の外出をした。 今年下半期の厄をはらう「茅の輪くぐり」 去年も参列した、近所の神社の行事だ。 今年は来れるかどうか、かなりあやぶまれたけど できれば 何としてでも絶対に来たいと、少し前からずっと考えていた。 体調のほうは おとといの、心臓ばくばく、四肢の紅斑が燃え上がるような悪い状態からすると 嘘みたいに 今日はずいぶんと症状が落ち着いて、おかげでなんとか出て来れた。 来れてよかった。 ここに参列できていることが、ありがたいことであり、幸せでもある。 そうだ、来たくても来れない人がいる。 2~3日前の私なら、確実に来れてない。 ここに来る事ができている群衆・・・基本的に健康な人ばかりだ。 「下半期も健やかに・・」と祈りたくても来れない人が、 ここに参列している人たちの後ろ側、見えない所にたくさんいる。 そんな当たり前の事に初めて気づく。 これまでの私は、動けない・外出できないというのは おもに怪我によることが多かった。 『病気で動けない』という、自分にとっては新しい分野に視野が開けたような気がする。 多少体調が悪くとも それでもなんとか自分の体で足でここに参列できる人たちが 今後もこの健やかな暮らしが続きますように・・・と祈る ささやかな浮世の行事。 トータル1時間以上をたちっぱなしでゾロゾロゾロと歩いて 「茅の輪」をくぐる。 結構疲れるし忍耐力も必要。 でもこれが「行」なのだろうな、と、去年と同じ事を思い、 自分にもそういい聞かせて、新たなる今年下半期に向かって気を引き締める。 健やかに、大きな災難もなく、つつがなく日々暮らしていけますように。 なんだかじーんと涙がにじんでしまった。 健やかに。 暮らせるかなぁ。 * 参列して一通りの動きが済むと、小さい茅の輪を模したお守りをもらった。 これはかばんに入れたりして、常に身につけるものだという説明を受ける。 そうとは知らず、去年もらったものは部屋の隅っこに飾っていた。 この1年、山あり谷ありで平穏じゃなかったのは、もしかしてそれが良くなかった? 今年は持ち歩くぞ。そしたら少し良い方向に行けるかな? ・・・完全に『神頼み』の心境(笑 でもいいの. 頼めるものには頼みたいのが今の心境。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.09 17:35:07
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