064018 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

毎日がいぬ日和

毎日がいぬ日和

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

1日1回、クリックで楽天ポイントをGET!!


【ノミダニ予防してますか?】

フロントラインプラス、セール中。6ピペット入りがお買得。
療法食も!!
「本間アニマルメディカルサプライ」

【おすすめ本】

幸せになったワンコたちの、それぞれの物語。
今、ワンコと暮らしている人にも、これからワンコと暮らしたいと思っている人にも、是非読んで欲しい1冊です。


Profile

Gracyfukuちゃん

Gracyfukuちゃん

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

しゅがー@ Re:オーダーグッズ ~アクセサリー編~(10/15) 今日、愛犬が亡くなってしまったのですが…
Gracyfukuちゃん@ Re:お久しぶりです。(^^)(04/12) リンクさんへ なかなか更新できなくて…
リンク@ お久しぶりです。(^^) お久しぶりです。何かあったのではないか…
Gracyfukuちゃん@ Re:恩返しの場ができたワン!(04/22) サラちゃん、代筆のマナ&サラのママさん…
サラ(代筆:マナ&サラのママ)@ 恩返しの場ができたワン! 福安さん、こんにちは。 去年、福安さん…

Headline News

2012.04.12
XML
大変ご無沙汰してしまいました。

一体、何事?なんてお問い合わせを頂いたりもしましたが、

私はいたって元気に過ごしておりました。

ご心配をおかけして、申し訳ありませんしょんぼり


昨年7月より、やんごとない事情により、8匹の猫の里親さ

んを探すことになり、もっぱら猫ブログに近況をアップす

ることに専念せざるを得ない状況で、当ブログは気にかけ

つつも、結果的に放りっぱなしになってしまいました。

申し訳ない限りですしょんぼり


さて、昨年の3.11東日本大震災後、このブログで支援

金を呼びかけ、多数の皆様のご支援を賜り、改めて御礼申

し上げます。


前回の書き込みの直後には、レインコート他の支援品を送

り続けていた福島県郡山市の「ピックパレットふくしま」

他、多くの避難所が順次閉鎖され、被災者の皆さんの多く

は仮設住宅や、借り上げ住宅へと移転されました。

支援の窓口として、ペットと一緒に避難された被災者の皆

さんのリクエストを聞き、ご希望の品をご希望の避難所へ

と届けてくださっていたMさんも、お仕事やご自分のお店

でお預かっている犬たちのお世話をしつつ、散らばってし

まった被災者の皆様の元を回ることは難しくなってしまい、

こちらからは、必要なものがあれば遠慮なくおっしゃって

ください、とのメッセージは常に伝えつつも、なかなか支

援つながらない状態が長く続きました。


皆様からお預かりした支援金や品物は、私の手元で管理し

ており、今までと変らない気持ちで、被災地のペットたち

に役立てる方法をあれこれ考え、Mさんが現地の保護活動

等で支援が必要な個人や団体さんをご存知なら、そこへ残

金、または支援品に換えて寄付するという選択肢があって

もよいと、その気持ちをMさんにもお伝えしてありました。


年明け頃から、震災直後とはまた違った問題が発生してい

ることもMさんからの電話で知ることもありました。

いわゆる原発マネーにまつわる、嫌な話でした。

つい数日前、福島県いわき市の市長の発言で表面化した、

「福島県の被災者が、賠償金でパチンコ屋に行っている。」

というものです。

それまでTVや新聞、週刊誌などの報道でそういった話は

一切見聞きしたことがなく、その話を聞いて、複雑な思い

を抱きました。

上手く説明できませんが、まずはその話は本当の話なのか

という疑い、そして次にそういう現実があるならどうして

報道はそれを取り上げないのだろうという素朴な疑問、更

にはそれが事実としたらやはり皆様からお預かりしている

支援金について、その使い道にはより慎重にならなくては

ならない、という気持ちでした。


その話が事実だとして、やはり私ひとりの感情ではなく、

他の人の意見も聞いてみたいと思い、4,5人の、支援金

を頂いた方や友人に意見を聞いてもみました。

すると、不快な表情をされた方が3名、そして、「仕事が

ないかた仕方がないよね~」と比較的同情的な意見の方が

1名、そしてもう1名は「被災した人たちは全てが聖人で

はない。」と理解を示された方が1名でした。

つまり、支援金を託された方々の中でも、やはり半々くら

いの割合で、不愉快に思う人とそうではない人がいるんだ

ろうな、と思い、たとえ半分であっても、不愉快に思う人

がいるのなら、やはり支援金の使い道には今まで以上に、

慎重にならなくてはいけない、という結論に至りました。



その後、震災1年を迎えました。

朝から各局で流れる特別報道番組を見ていて、やはり一度

は被災地を訪れ、自分の目で見ることが必要なのではない

か、と思うようになり、4月3日、4日の2日間、春休み

中の甥っ子(小6)を連れて、宮城県、福島県の被災地に

いくことを決めたのです。


旅費には、冬に家族でスキー旅行に行こうと思って取って

おいたお金を使うことにしました。

被災地でお金を使うことも大切だろうと思い、出来たら観

光もして来ようと思っていたのですが…


折りしも「爆弾低気圧台風」と呼ばれたものすごい暴風雨に

追いかけられるようにして、名古屋を出発、新幹線新幹線

乗り継ぎ、仙台に到着した昼過ぎにはまだ雨は降っていな

かったものの、夕方からは風が強くなり、夜には風雨も相

当ひどくなってしまいました。

仙台では、昨年福島から我が家に避難してきていた、チワ

ワのキョンちゃんとリルちゃんのお宅へお邪魔させて頂き、

1年ぶりの再会を喜び合った後、飼い主さんご夫婦に、行

列の出来る牛タン屋「利久」で、牛タン定食をご馳走にな

りましたスマイル

とっても美味しかったですウィンクグッド

ホント、ご馳走さまでした上向き矢印



翌4日は雨は止んだものの、強風で東北本線、東北新幹線

も停まり、道路は大渋滞。

レンタカーを借りて、まずは名取市にある、美田園(みた

ぞの、と読みます)の仮設住宅へ、犬たちの支援品(おや

つセット)をお届けに行ってきました車

名取市とは、仙台市から車で30分ほど南に行ったあたりに

ある市、仙台空港の近くです。

仙台空港といえば、皆さん津波で滑走路の上を、多数の車

や自衛隊の航空機が流されている映像をご覧になった記憶

があるのではないでしょうか?


美田園の仮設住宅に入られている皆様は、津波で全てを失

われた方々です。

美田園の仮設住宅は、全部で3つあり、その中で一番小さ

な仮設住宅には7匹の犬たちが、家族と一緒に避難生活

を送っています。


当店のお客様におひとりが、この仮設住宅の支援をしてい

らっしゃる関係で、ペットの支援をしてくださる方を探し

ているということで、私のところへ連絡がありました。


確か、最初は昨年の8月か9月頃だったと思います。


7匹の犬たちの飼い主さんに不平等がないよう

全ての方にリクエストを聞いていただき、必要だとおっし

ゃる品物(フードやおやつ、季節的に必要と思われるもの)

のリストを頂き、まずは第一弾として、それぞれ約1か月

分のフードを送り、今回、2回目の支援として、おやつの

セットをお届けしてきました。

IMG_1975.JPG

なぜか甥っ子になつく、ジャムくん。


IMG_1977.JPG

支援品のお洋服を着たチョコくん。


犬たちへの支援の窓口をしてくださっているYさんと、

自治会長のTさんにも、いろいろなお話を伺いました。

津波被災者の方の生の声を、初めて聞き、いろんな思

いが駆け巡りましたが、それをまだ私自身の言葉に置

き換えることは出来ません。

とても印象に残っている言葉は、

「津波では建物の基礎だけを残して、何にもなくなっ

た。だからまだ諦めがつく。」

なんと寂しい言葉かと思い、胸が詰まりました。

そばで聞いていた、小6の甥っ子はどう思ったのでし

ょう?聞いてみようと思いましたが、聞かないほうが

よいのかもと思い直し、そのまま何も聞かず、おふた

りに別れを告げました。


IMG_1980.JPG

仮設住宅から、仙台空港~仙台へのアクセス道路に向

かう途中にある、「閖上(ゆりあげ、と読みます)さ

いかい市場」。

閖上(ゆりあげ)地区は、津波で壊滅的な被害を受け

た場所です。

美田園の仮設にお住まいの皆様が立ち上げられた、プ

レハブの市場です。

自分たちの足で何とか立ち上がろう、という決意あふ

れるパワーを感じます。

この日は残念ながら定休日。

この閖上さいかい市場については、また後日、お知ら

せしたいと考えています。


その後、福島県郡山市へと向かいました。

一般道はもちろん、東北道も震災の復旧工事がいたる

ところで行なわれていて、ところどころで渋滞してい

ました。

また暴風雪で、時折車が浮き上がりそうになるほどで、

なかなかスリリングなドライブでしたほえー


渋滞と郡山市内で道に迷ったおかげで、Mさんにはほ

んのご挨拶程度の時間しか取れませんでしたが、きっ

とまたおいでよ、ということだったのだと思います。


すぐに仙台市内に戻り、駅近くの「まぐろ居酒屋」で

おいしいまぐろ料理を頂き、駅構内でお土産品を見繕

い、甥っ子は初体験の夜行バスバスに乗り込み、翌朝

無事に帰名しました。


観光はゼロ~、計画当初は現地でのボランティア作業

にも参加しようと思っていたのですが、3月23日に今

までで一番ヒドいぎっくり腰になってしまい、また当

日の爆弾低気圧の暴風は、ガレキも飛ばされるかもし

れないということで、多くの作業は中止になったそう

です。

美田園の仮設住宅に行った後、仙台空港近辺の津波の

被害の跡を見に行こうとも思っていたのですが、自治

会長さんに「今日は車がひっくりかえるかもしれない。

防風林も全て流されたから、危険なのでやめたほうが

よい。」と言われ、それも諦めました。

元々、好奇心から見たいと思っていたわけではなく、

美田園を紹介してくれたともとも(うちのお客様)が、

ぜひ見てきてねとおっしゃっていたので、行けたら行

ってみよう、くらいだったのですが、街中を車で走る

だけでも、道路にはたくさんの段差やくぼみがあり、

半壊の家や、まさに取り壊し中の工場、そして強風に

巻き上げられた多数のブルーシートが竜巻のように空

を舞う様子を目にして、震災の爪跡はしっかりと目に

焼きつけてきました。


今回はまずは、ここまで。

この宮城、福島行きでつながったいろんなことは、お

いおい書いていきます。


次回は、今回の支援品までの収支をようやく出させて

頂きます。















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.04.13 00:04:48
コメント(2) | コメントを書く
[レインコート・キャンペーン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.