競馬詐欺師と弁護士は使いよう

■美人詐欺太デザイナーとなにわの女弁護士

なにわの美人弁護士と青山で動産差し押さえ (1)
9時45分、男達が青山の銀行前に、ぞぞろと集まる
事前確認  商品値踏みは、小売価格のを示せばよい。その10%が、執行官の評価額となる

今日、俺は商品の鑑定をしなければならない
9時55分、総勢20人、東京・青山そのショップの前に集まる

なにわの美人弁護士、静けさを漂わせながら軍団の中心に、
めがねの奥の瞳がきらりと光る

10時ジャスト、技師官(鍵屋屋と呼ばれる正式名称か)がおもむろに、バックの中から、針金状の棒を2本取り出す、ショップの正面ドアー下に、その針金状を突っ込む、ものの1分もしない間に、1本の針金を穴に固定しながら、もう1本を軽く回転させる。

こんなに簡単に、正面のドアーは開いてしまうのか
約15人が、店の中に流れ込む、
裏の部屋には、帳簿と商品が箱に入っている、

ある奴は、無言で帳簿をめくりだす
そして、数人が、商品を表の机に積み重ね始める

俺は、おもむろに商品の鑑定を始める、正札がこのショップは、デパート等の2倍以上だ。
執行官に評価額は5%が妥当であると伝える。

評価鑑定が始まる、管財補助人が,その商品特徴と評価額を記帳し始める.商品は箱に入れられ、封印され、差し押さえのシールーを張られるその箱が、外に止められている、ライトバンに次々と運び込まれる。

10時35分、ショップの女子店が出勤して、あまりにも店の以上にうろたえる。40分過ぎ、店長が出勤、管財人補助になんだかんだ言っている。

映画の世界では、赤い差し押さえの紙をどんどん張ってくのだが、現在の世界は違うようだ
(明日に続く)

(朝起きるまで)
なさそで、なさそな

映画や、テレビや、コミック雑誌の世界が、

今日10時から、お仕事で、体験できる、

怖いわ、怖いわ

もう、眠れない

さぁ 出陣だ

なにわの美人弁護士と青山で動産差し押さえ(2) [ カテゴリ未分類 ]
俺は、冷静さを、装いながらどんどん鑑定を続けていく
11時20分過ぎ、デザイナーがやってくる。もう興奮している状態、しかし、管財人が値踏みの根拠を、そう価格の20分の1の説明をしているうちに、興奮状態は治まってくる、

私のデザインが、商品がそんな価格であろうはずが無いと、何度も何度も、しかし商品は、どんどん車に詰め込まれていく。成功だ、しかし、映画で見ていた、赤い差し押さえの紙が、ガラスや部屋の壁一杯に張られる事は無かった。

デザイナーは、なにわの女弁護士に、からむことも無かった。女弁護士の凄みを感じるシーンが無いまま、静かに差し押さえは、終わってしまった

これが現実の世界や、















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