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矩継 琴葉

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2006.12.07
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カテゴリ:Kanon

次第に記憶が失われていく真琴

祐一は、できるだけ…できるだけ、最後のその瞬間まで、真琴にしてあげられることをする。

だが、無情にも真琴は2度目の発熱をしてしまう。

一晩、真琴の側に付き添った祐一は、真琴が好きだった漫画を読んで聞かせる。

「この娘が望んでいたことがあるのなら、どうぞ叶えてあげてください」

漫画を読みながら、祐一は天野の言葉を思い出す。

そして、真琴が弱る前に言った「祐一と結婚したい」

 

祐一は、真琴との思い出が残る、あの丘の上に真琴を連れて行く。

日が暮れるまで、寄り添いあった二人。

肩を枕にし眠る真琴を起こし、祐一はつつましいながら2人だけの結婚式をする。

 

しかし、これでよかったのか祐一は分らなかった。

願いは成就されたそう思いつつも。

 

祐一は、真琴を包むように寄り添う。

鈴を使い、子供をあやすかのように2人で遊ぶ。

だが、睡魔に負けそうになる真琴は次第に手を動かすのも億劫になり。

そして、ゆっくりと瞼が閉じられ、真琴の姿はなくなった。

 

感動。

泣きゲー…恐るべし?w

 






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最終更新日  2006.12.09 17:55:14
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