覚醒者討伐の件以来、組織に疑問を持っていたクレアは、オフィーリアの件で完全に組織の標的となってしまった。幸い妖力を押さえる薬があるため移動は容易い。
町から町へと歩き、ラキの行方を捜し始めていた。
だが大きな剣は嫌でもクレイモアをイメージさせる。そのためクレアは、男装し声帯を自ら太くし変装していた。女と疑うものこそいたが、声帯をいじってからは男として十分に通ることができた。
しかし次にやってきた町でクレイモアの集団が来ていると聞かされる。見つかるわけには行かないクレアは、宿に身を潜め、翌日ラキの手がかりを探し始める。クレイモアの集団は早朝に討伐に向かったらしく、都合のいい状況ができた。
早速、町中の人にラキのことをくまなく聞いて歩くと、一つの噴水の前にたどり着いた。
そこで兄妹がクレアとテレサの話をしているのを耳にする。どうやら噴水の像のことのようだ。すると少女の口からラキと思われる少年の情報が出る。もしやと思い少女に問いかけると、ラキに間違いはなかった。ただラキは既に旅立った後だった。
そんな時、町にクレイモアの一人が帰ってくる。左の腕をもがれ、全身を何かで抉られていた。いや貫かれていた。
瀕死のクレイモアに思わず駆け寄ったクレア。瀕死のクレイモアは、既に手遅れで事切れる寸前だった。しかし最後の力を振り絞り、組織に連絡してほしいと言い残し絶命した。
だがクレアは組織を抜け出した状態。連絡すれば居場所を伝えることになる。さらに伝えねば、覚醒者の下にいる仲間が死ぬことになる。選択肢は逃げるか、己のみで立ち向かうかだった…。
クレアの出した答えは…。覚醒者の下にいるクレイモア達は鎖につながれ、女の覚醒者指示を受けた男の覚醒者により、じわりじわりと傷を負わされていた。No.9はなぶり殺しにしては何かおかしいと感じていた。覚醒者は覚醒することを促し続けるからだ。
そんな時、痛みに耐えかねた一人のクレイモアが妖力を開放。覚醒してしまう。
すると覚醒者はそれを喜び、覚醒したクレイモアに攻撃を始める。
さらに不可解な行動。
だが何をしているのかすぐに分かった。
覚醒者はクレイモアを捕獲し覚醒させ、仲間に引き入れようとしていたのだ。
そしてクレアは、危険を知りながらもクレイモア救助に向かっていた…。
クレアのボーイッシュさがずっきゅ~んだったわけで…w
桑島さんの演技力に乾杯な話でもありましたね。流石としかいえません。
物語は、覚醒者が動き出してきて面白くなってきました。
毎週楽しみでなりませんよw
どうなるんだクレア!?
あのクレイモアがクレア捜索のために動き出したし!
気になるぜ!