ヘルメットに仕込んでみた ヘッドホン&マイク付レシーバー
iPhoneを使うようになり、5インチながらカーナビアプリは充分使えることが分かった。なので、安物でお粗末な地図データの7インチのカーナビはお蔵入り。となると、それなりにiPhoneの取付を考えなければならない。であれば折角なので、ヘルメットへ「聞く」と「話す」の機能を仕込んでみることにした。そういったアイテムはバイク専用のものを台頭に、選びきれないほど製品があるけれど、自分の場合殆どソロなので、さしあたり最低限の機能があればいいことになる。Web上で情報収集した結果「聞く」機能として、パナソニックのヘッドホン 耳掛け式を選んでみた。ヘルメットに取付可能なタイプとして、安価で音もそこそこ良いらしい。アマゾンにて¥1,200程で手に入った。馴染みの曲を聴いてみると、オーディオ製品として特に音が良いとは感じなかったけれど、中音域重視の無難な印象で、バイクで使うにはいいかもしれない、と根拠のない感想wWeb上の情報では、耳かけの部分を根元から切除して真ん丸にしてから、ヘルメット内部にマジックテープで止めて使うやり方が多いらしい。しかし、これは比較的新しいヘルメットでスピーカー用の凹みがある場合の話の様だ。10年近く前の自分のヘルメットにはそんな気の利いた凹みなどない。ましてやツアータイプではないオフロード用となれば、なおさらのことだろうと思う。まあ、まずはそのまま突っ込んでみるとしようw 【 パナソニック オープン型オンイヤーヘッドホン 耳掛け式 ブラック RP-HZ47-K 】iPhoneの取付位置がハンドル周辺になることから、有線では具合が悪すぎるので、Bluetoothなる飛び道具が必要となる。四輪の運転等ではプラントロニクス のワイヤレスヘッドセットを使っていて、音質がとても良いのでお気に入りだけど、プラグジャックが付いていないので使えない。 【 プラントロニクス Bluetoothワイヤレスヘッドセット Explorer 500 】 「聞く」「話す」が一体で小型の飛び道具を物色してみると、イヤホンを繋ぐミニプラグジャックの付いたタイプは幾つか出てきた。安価なものはそれほど多くはないし、殆どはバイクで使うことなど想定外らしいので、グローブを履いたまま操作することを前提にすると、選択肢が少ないので簡単に絞られた。入手後、グローブを履いて手にしてみると、スイッチの突出具合は必要最低限のクリアで、音質もグッドなので一応は合格。しかし、走行中の条件は厳しくなることをiPodとイヤホンで思い知らされているので、まだ安心はできない。 【 ELECOM ワイヤレスレシーバー LBT-PHP150 】 これで、普通に使う分には、比較的安価で良い性能と思える「聞く」と「話す」が揃った。それを悪条件いっぱいのヘルメットに仕込む。まずは耳掛を付けたままヘッドホンを入れてみると、ベルトを耳に見立て引っ掛ければ、改造無しにそのままの姿で使えることが分かった。レシーバーもウレタンパッドに、強力なバネを持ったクリップで簡単に収まった。配線もパッドの隙間に押し込んで、余った長さはまとめて内装の隙間へ収納。テープや接着剤などまったく不要だったのは幸い。部屋の中で被って、ナビを立上げて案内をさせてみると、ヤフーカーナビのお姉さんの素敵な声に包まれ・・・(嗚呼)いつものメットの中に、新しい世界が広がったのでありますたwと、ニタニタしてはいられない。実際に走行した際の「風切り音」という大きな課題が残っている。iPodやビデオカメラでの経験からすると、取付けた場所も場所だし、かなり心配だ。最初の走行テストは、あえて風対策無しでやってみようと思う。早速ポケットにiPhoneを入れてテストランと行きたいところだけれど、まあ、慌てずiPhoneの取付をちゃんと済ませてからにしようと思う。