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グレッグという男は、次に何をするのか予測できない。 「夕食だよ~」と、ベルを鳴らしても返事がないと思えば、ぐうぐう寝ているし、ある日から急に 「砂糖はやめた。朝、昼抜きで、一日一食にすることにした」などと言って、ビタミン・ドリンクを飲み、 ナッツや果物をたべ、昼には、イミテーションの砂糖と塩を混ぜてポップポーンに振りかけたものを たべている。しかも、依存症の彼の事だから全く同じことが半年も一年も続いている。 そうかと思うと、誰かのパーティーにいって、ケーキを食べ 「それ、お砂糖が入ってるけどいいの?」と聞いても無視。これ以上たべられないほどの量を食べる
そうでなければ急に、「トロピカル・フィッシュのミーティング行く」といって、夜遅くまで 帰ってこないこともあれば、急にメキシコに一泊しに行ってしまうこともある。 そういう彼のことだから、昨日の朝 「10時に砂漠へ出かけるが、ヒロコも行かないか?」と言っても驚かず、私はすぐパッキングし、 アイスボックスに食品をいれて、車に積み込み片道200キロの道をさぼてんと、 石だらけのYucca Vallery (ヤッカ・バレイ)に行ってきた。
(わが裏庭から、移動させたサボテン) 荷をおろし、マーケットに足りない食品を買いに行くと、朝昼抜きの筈の彼が 「昼めしは何だ?」と聞く。こういう男だから、どちらに転がっても良いよいように、 いつも用意はしてある。彼は、庭に水まいて、ハイキングして、昼寝をして、夕食をたべ、テレビを見てねる。 私は食器を洗って、彼とテレビをみて星空をながめ、いろんな人の事を祈ってねる。
20エーカーの石ころの山のてっぺんに、小さなモダンな家を自分の手でたてた弟。 グレッグが、とてつもない広い敷地の庭を自然にうけもつようになって、サボテンを 沢山植えている。あ!なるほど、それで、我が家の裏庭はサボテン御殿になったんだと、 私は気づいた。彼は、我が裏庭で育てて、砂漠の弟の別荘にもって行くのが楽しくなったようだ。 それにしても、グレッグの石集めもさながら、弟は石山の大地主。名は体を表すとはいうが、 彼等の苗字はSTONEとは良くいったものだ。
360度の眺めの、この家は空の上からでなければ見られないほどのプライバシーがある。 つまり、誰からも見られない場所にある。今朝は6:30に、まだ私がねてるあいだに ハイキングに出かけたらしく、かえってきたとき、玄関から大声で 「おい、ヒロコ後ろから写真をとってくれ」というので、眠いめをこすりながら外にでたら 靴下とスニーカーとサングラスのほかは、身になにもつけてなかった! 私は、笑い転げて、目がさめた。彼は、このように全く予想外のことをやる男である。 (彼自身が、フェイスブックに載せた写真ですから、もちろん彼の承諾をえてます。 兎に角このように、突拍子もないことをやる男です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
誠にうらやましい限りです。
悠々自適とは彼にピッタシの言葉ですね。 そして支えてくれる方がいる。 何と幸せな方なのでしょう。 今に背中に幸せの羽が生えてくるでしょう。 是非とも一度お会いしたいものです。 (2014.07.12 17:26:15)
ぬかしんぼ8689さん
>誠にうらやましい限りです。 > >悠々自適とは彼にピッタシの言葉ですね。 > >そして支えてくれる方がいる。 > >何と幸せな方なのでしょう。 > >今に背中に幸せの羽が生えてくるでしょう。 > >是非とも一度お会いしたいものです。 ----- あははは。何度も書いてるでしょう?大人になれない男なんでしょう。 (2014.07.12 23:05:10) |
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