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私自身はまだ自分の本を手にしてないのですが(金曜日に来るそうです)、もう何人か買って読んでいるようで、今日も三人の読者からメッセがきました。その一人の話がとても意味深いので、ここに簡単に書いてみます。 彼は、マットといって、ある大学の法律の教授をしていますが、彼の家系は14代にわたって、長男は必ず士官学校をでており、彼の父親も中将だそうです。そういうわけで、おじいさんたちも無論軍人でした。 マットが12歳の時にお爺さんの一人が彼をよんで、話しておきたいことがあるといい、「自分はもうすぐこの世からいなくなるだろうが、どうしてもマットに言っておきたい」と前置きをして、21歳で第二次世界戦に召集されたのだが、その任務たるや最後の東京爆撃戦闘機から爆弾を落とす事だった。その時に感じた罪深さはいまだに消えない、と詳細にわたって話してくれ。戦争などやるものではない。。。と言ったそうです。 これは、私の父も同じ。父の場合は、毎晩お酒でのみつぶれて、亡くなった戦友や部下の名前をよんで泣いてました。「戦争なんてやるもんじゃないよ!」と怒鳴ってました。寝ていても、よく大声で「おもか~~じ!」「ようそろ~」とか、叫んでました。海軍士官だったからです。 マットの話にもどると、それで自分は絶対に軍人にはならないと誓ったそうです。そのために父親かららは、人生の落第者扱いをされていたそうです。それで15代目の長男でしたが、教授になったと書いてきました。フェイスブックでアートコレクターとして、つながっている人ですが、そういう話を他人の私に打ち明けてくれたのです。 「そういうわけで、自分の選択が間違いでないことを完璧にするためにも、貴方の本をよんでみたいので買いました」と結んで、写真をいれてきました。 きっと、私の本を読んだら「ああ軍人にならなくてよかった」と思うでしょう。 http://www.amazon.co.jp/War-not-Cool-all-Fools-ebook/dp/B0145VZKC2
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最終更新日
2015.09.02 13:52:35
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