カテゴリ:めぐみくみっくす
すでに一般用語になりつつある言葉に「ググれ」というのがあります。まずGoogleで検索して調べろ、という意味ですが、それほどGoogleというのは知りたい情報を手軽に入手できるのでしょうか?
マンガ「コンシェルジュ」で主人公はネットの検索に関してこう語っています。「ネットでは単語レベルの検索は出来ても、それ以上の本当に知りたい情報は案外探しにくい」その際に必要になるのが経験であり、人脈であり、そして当たって砕けろの実体験じゃないかと。 私のサークルで今回作った「めぐみくみっくす」というノベルではOPに本格的なアニメ映像を使用しています。これをどう作ったか?よく聞かれました。 OPはこちら 実際問題、最初にこのアイデアを実現したいと思ったとき、どうしていいのかわからない(アニメ関係にも、映像関係にもまったくコネや人脈など無い)状態。ググっても同人アニメの作り方など載っていない。アニメ評論や論議板、関係者の集まる掲示板でも当然、有用な情報はない。 で、どうしたか?結局、都内アニメスタジオに片っ端から連絡しました(W.で、もっとも親切、かつ丁寧にこちらのお話を聞いていただいたアニメスタジオ様に、今度は直接足を運んで担当者の方とお話をさせていただき、さらに煮詰めた上で発生した問題がありまして。アニメスタジオは今、どこも忙しくキーの絵を任せられる原画マンがいない、という。 今度はフリーのアニメーターさんを探すことに。こちらもネットでHPを持っている原画マンさんにメールなどを送りまして、本当に偶然、スケジュール的にOKであった金村さまに直接お会いしまして、こちらの依頼を説明し、お願いできたという。 こうして見るとググるのは本当に「辞書の索引」程度なんですよ。実際の本当の意味での行動は自分が行う。当たり前の事ですが。 また、世の中ググって調べられる知識などたかが知れている。本当の意味での「情報を集める」のはその後。直接お会いしたことによってはじめて聞くお話や貴重な情報、ネットには流れていないお話など、大変に参考になります。 そして何より、今回一番自分にとって財産になったと思うのは「まったくなかったアニメ関係者との人脈が出来た」ことです。これは大きい!何しろ2回目(続編)を同じ方に依頼した際は皆さん「ああ、前回の人ね」で話が通用する、この差こそ、ググるだけでは絶対に入手できない本当の「ノウハウ」。だからこそ、大切にしたいです。 「ネットの海は広大。でも、それはもっと広い現実世界のたった一部に過ぎない」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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