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コミケも無事終了で各所でレポートが上がっていますが、今回顕著に目にする言葉に「3日目より2日目のほうが混雑がすごかった」というもの。
私は3日目だけの出撃でしたので2日目のことはリアルでわからないのですが、11時会場到着で入場できたのが13時とか、そういう話を聞くと本当に盛況だったんだなと。ちなみに3日目は12時には一般入場列がなくなりましたので。 で、やはり今回一番の台風の目は東方ジャンル。人気があることもそうですが、新規参加者&小中学生と思われる若年層が多かったので、知識不足から来る混雑や、横入り、割り込みによって一般参加者同士のトラブルも散見されたみたいで。もっとも、参加者同士のトラブルは3日目でも見られましたが。 怖いなあと思うのは、コミケのローカルルールだけでなく一般人としての社会常識が通用しない人。こういう人はアレだけの人数が集まる場所では大きなトラブルのトリガーになります。ルールを知っていても無視する人間は、徹夜組などたくさんいるのですが。 無責任な人の行う「常識破壊」というのは、いつの時代もその後始末をしない。騒ぐだけ騒いで「破壊の後に新しい想像が生まれる」とほざいて荒野を広げ、その結末には知らん顔。結果、何も生み出さない。 東方ブームが新規層を呼び込んだことは、常に新しい「血」を入れ替えて歩んできたコミケの歴史では久々の世代交代になる時期かもしれませんが、少なくともアレだけの人数のイベントを大きなトラブルなく運営できるのは参加者の努力とスタッフの尽力、そして何よりみんなで楽しもうという意識がないと、個人主義の暴走が危険な方向に進んでしまうのではないかなあ。 「毎回あって当然」と思っていたイベント、コミケが開催されない、なんてことは前回エスカレータートラブルで中止になったワンフェスやデータ漏洩で中止になったサンクリなど、いくらでも前例がありますので。少なくとも参加者の暴走でイベントが中止になるような愚挙は起こらないようにしたいです。 大丈夫。セーラームーンブームの時もエヴァブームの時もいつも「新しいヤツら常識がない」といいつつ、結局コミケの一員に組み込んでしまったのがコミケの歴史ですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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