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「少年チャンピオンはまだ色々できる事があると思う」
昔からのチャンピオン読者としてがっちり握手をしたいぐらい同意するご意見です。チャンピオンのマンガとしての面白さは、贔屓目に見ないでも他の週間少年誌に何も劣らない、むしろ、尖った作品が多い分、読後感の満足度はピカイチじゃないかと。 ですが、マンガ雑誌というのは「ヒット作が掲載されていても雑誌の売り上げにつながりにくい」という、ちょっと変わった宿命がありまして。 有名なところだと浦沢直樹先生の「MONSTER」累計2000万部以上を売り上げた大ヒット作品ですが、その間、掲載雑誌の売り上げは連載前とあまり変わらなかったそうです。つまり、みんな「何の雑誌に掲載されているかすら知らない」という。ビックコミックオリジナルってマイナーですからね。 雑誌の売り上げが年々落ちてきて、読者がマンガは単行本で読むもの、という時代になっているのかなあ、というのが私の印象です。確かに読み捨てメディアでバラバラの掲載作品というのは「ちょっと話題になっているから読んでみたい」という人を雑誌購買に導くまでには至らないのかもしれません。 ですが、私はやはり雑誌が大好きですね。毎週ドキドキしながら続きを気にするライブ感とか、まったく知らない新人作家の成長を追い続けたりとか・・・マンガの内容以上のドラマをそこに感じます。 チャンピオン掲載作品は面白い!でも、雑誌で読むともっと面白い!と声を大にして伝えたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.27 00:37:00
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