休日、Wiiの「斬撃のレギンレイヴ」のやりすぎで右腕が痛い・・・特に弓使いの私は常に腕を上げた状態が長いので。しかし「腕が痛くなるほどゲームに熱中する」というのは幸せなことでもあり。
昨今はゲームのプレイ動画でやってもいないゲームをやったつもりで批評する方も多いですが、正直「ゲームを疑似体験ってどれだけ遠回りなシミュレーターだよ!」と突っ込みたいですが。
私は開発者でもあり、ゲームは売り上げがまず一番大切で、どんなに面白くても売れなければ意味がない、ということは十分肌身でわかっている(一度、会社の倒産を味わっている)人間です。が、それでもこのゲームの開発会社である「サンドロット」に期待するのは、結局「ゲームの面白さで売り上げが出ない世界になったら、我々開発者は何にも出来ない」と思っているからで。(現にこのゲームは掛け値なしに面白い!むしろゼルダやイースと同じアクションRPGの新境地、といっても過言じゃありません)そういうソフトを「これ面白いぜ!」と他社製品でも周りに薦めるのは同じ開発者として誇らしいことです。
それこそニコニコ動画で見れば十分なゲーム業界にしてしまったら、売れないのは当然として、苦労して行ったデバッグもバランス調整も全て無意味なものになる。
あと、ゲームをやらないで売り上げとか、前評判でゲームを批評する人間にはなりたくないと。よくファミ通のクロスレビューを商業的と批判する人はいますが(私もあの点数は疑問視することは多いけど)少なくともレビュアーはゲームはプレイしています。その点数を購入のあくまで参考にするのはいいとして、買ってもいない、遊んでもいない人間がそれでゲームの評論をするのは「俺の親戚の友達の友人が有名人なんだぜ」クラスのよた話です。
他にも、まだ発売していないソフトを事前情報とかインタビューだけでクソゲー扱いしたり、すでに発売して評価が下せるにもかかわらず、その人の感想とはまったく関係のない「売り上げ」で評価するとか。本来、売り上げで右往左往するのは我々のような開発者や小売店といった関係者だけでいいのですが・・・
もちろん、全てのゲームを遊ぶ、なんて経済的にも時間的にも不可能です。が、ゲーム好きを自称するのであれば、この腕の疲れこそ、遊んだ記憶こそゲームの本質です。人気番組「ゲームセンターCX」の有野課長がゲーマーの心を掴んでいるのは、単なるゲーム知識が豊富な芸能人、ということではないのを番組を通して伝わっているからでしょう。
単なる「業界通」には一生わからないですから。