デマは政府より信用がある
これはすごく危険なお話で。例えばどこかの無名な人間の書き込んだ根拠の無いデマであれば、さほど拡散もしない。のですが、それをツイッターなどで有名人が信じ、書いたとたんにその内容の真偽は関係なく、影響力としてあっという間に広まってしまう。しかし、その有名人はあくまで「プライベートで知った情報を書き込んだ」という、我々と同じ立場であるからこそ始末に悪い。
なにより、この手の見出しのインパクトで注目を集めるタイプの記事というのは、タイトルを読んだだけで本文をまったく読まない人が多い。
それどころか、他人に勝手にでっち上げられた内容を曲解したタイトルを付けられ、その情報の原典としてリンクを張られているケースなどもあります。私もつい最近、アイドルマスター関係者にいつの間にかされていたり、言いたい主張の一番大切な部分をなぜかカットされて紹介されたおかげで、コメント欄が誤解している人のコメントで埋め尽くされた経験をしていますので。(ちなみにその部分に関してはアクセス解析の結果その8割以上が「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報@刃」の2サイトからの流入である事を「事実として」ご報告します)
情報というのは、元が善意であったとしても、結局自分が「出所をはっきりさせ責任を持つ」事が出来ない人がどんなに広めても混乱の原因にしかならない、ということなのでしょう。