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以前にとあるゲームハードが故障した際のこと。そのハードの不具合は業界内では有名で、仕事場でも同じ故障が過去に何台かあり、おそらくある型番モデルの欠陥であるというのが常識になっていました。
保障期間内だったので無償だろうと思って購入店に持ち込み、メーカーに送ってもらいました。 しばらくして電話があり、「実費で1万円近くかかります」と。おい、ちょっと待てと!まだ保障期間内ですよね?どうしてですか?とサポートの人に問い詰めたら、お客様の使用条件が故障の原因で~の回答。(ちなみに私はタバコを吸いませんし、ゲーム機も通気性のよいラックにおいてあり、部屋のホコリ云々の様子もない) で、「私、コンシューマゲームメーカーに勤めておりまして、御社のハードの同様のトラブルを社内でも何度も見てまして。こちらも実費だったんですか?」と聞いたところ、わかりました、もう一度検討します。で、電話を一旦切られる。 で・・・その次に掛かってきた電話では「今回は保障期間内ですので無償で」という・・・ おいおい・・・相手の知識で対応を変えるのかよ!と驚いたのですが。 コンピューター機器が高度で精密なものになり、ソフト、ハード共にトラブルがあることはわかりますし、どうしても実費がかかる修理があることは同業者として納得します。しかし、こういう相手の知識や立場を見て差をつけるやり方はトラブルの元にしかならんぞと。 もちろん、こういうメーカーだけじゃなくてこちらが驚くような迅速、丁寧なサポート体制のメーカーもあります。 一番よいのは壊れない事ですが、壊れて(壊して)しまった商品に対してお客さんをどう扱うかで、その後のメーカーへの印象が変わります。少なくとも上のような「え?」と呆れる対応はしてはいけないんじゃないかなあ・・・保障期間と名乗っている以上。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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