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昔、白土三平先生の古典的名作マンガ「カムイ伝」を読んだ時に思ったのですが。
このマンガの中で頻繁にナレーションで「賢明な読者諸君はおわかりであろう」という言葉が使われています。忍術の解説などでは特に。 しかし、・・・どうもこれが私、一度も「わかったことがない」のでした。っていうか、「んなことわかるか!」というような解説が多い。つまりあれって一種の説得力を出すための言葉のトリックだったんですね。荒唐無稽、無理やりなネタもこの言葉でもってまるで「わかって当然だよね?」と読者をねじ伏せる。この辺が白土三平先生の作品の魅力でもあったのですが。 で、こういうマンガのネタなら面白いですが、政治家なんかが街頭演説で「賢明な有権者の皆さんにはおわかりでしょうが」と叫んでいるのを聞くと「ちょっと待て!お前の意見に賛同しない人間は暗愚だとでも言うのか!」と妙にムカムカするのは、わたしが賢明な人間じゃない証拠です(w
「誤解を恐れずに言うと」も似たような言葉ですね
本当に誤解を恐れてない訳がないだろうし、 説明する努力を放棄しつつ反論を先に貶しておく、みたいな・・・(Feb 7, 2012 02:18:29 AM) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |