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昔のゲームは面白かった!今のゲームはつまらない!←なぜなのか考えてみた
私が思うのは「昔はよかったの大半は記憶の忘却による美化」だと思っています。 例えば、この上の記事の書き方だと「昔のゲームはシンプルでアイデア勝負の作品が多かった」と、ありますが、実際はファミコン、SFCなどあの当時も流行のパクリやクソゲーが氾濫していました。 これは当時の文献を読んでもわかります。たとえば「マイコンBasicマガジン」に「本気でPlayホンネでレビュー」という、読者のゲームに関する投稿コーナーがあったのですが、SFCが市場の中心だったその当時も「昨今のゲームはグラフィックばかりで中身が薄い、もっとメーカーはユーザーが求めているものを考えてほしい」的な投稿であふれています。 また、「昔がよかった」の比較対照のいい加減さ、って、記憶に名作しか残っておらず、出来の悪かったゲームは忘れているからです。それは今週一週間のオリコン売り上げTOP10と、過去の名曲から自己ベストTOP10を比べて「昔の音楽はよかった」と嘆くような。 また、最も大きな要因として、「自分がゲームの刺激に慣れた」というのは大きいです。どんなに面白い作品も、似たようなものを何作もやれば飽きてくるのと同じで、子供の頃に遊んだ刺激と、今の刺激では受け止め方が桁違い。最近、過去のゲームの復刻が行われていますが、買ってみると「あれ?こんなもんだっけ?」と思う事がよくあります。 いずれにしても人間の脳というのは「自分が今の生活に満足していない時は過去ばかり美化する、うまくいっている時は未来ばかり美化する」ということからも、昔のゲームはよかった、のほとんどは悪かったものを忘れているのが原因じゃないかと。 そうじゃなければ みうらじゅん さんが作った「クソゲー」なんて言葉がこんなに昔から死語にならず残る訳が無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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