同人誌の在庫について
同人誌の在庫問題というのは、ほとんどのサークルさんが経験すると思います。というか、たとえば32ページオフセット100冊で中ぐらいの段ボールひと箱。これが新刊を作るたび、売れ残るたびに増えていきますから。
確実に売りきれる量を作るのが一番なのですが、この読みは難しい。
で、私がやっている方法なのですが「最初にイベントに出して3年以上たって、ほとんど動かなくなった古い同人誌に関しては、その時のイベントの新刊を買ってくれた方に「おみやげ」として一冊お渡しするという。もちろん、よろしければ、という断りを入れて。また、その本も当然サークルの棚に並べますが、単体であれば極端に安く(50円100円など)その在庫の方の本だけ欲しい、という方にも配慮して。
これは以前に買ってくれた方への配慮もあるのですが、少なくとも「ゴミとして処分」よりは新刊を買ってくれた方へ他の本も見てくれればよろこんでくれるかもしれない、なんて思考なのですが。また、あまりに大量に在庫を渡すのもアレなので、先着10名分だけ、みたいな一回のイベントで開放する冊数も制限すれば。
これはあくまで「個人的に」やっていることです。せっかく作った本ですから、自宅に死蔵するより少しでも多くの人に見てもらえればうれしいです。