今期のアニメでのラストで印象的だった2作品を。どちらも結末がわからない状態でずっとリアルタイムで楽しく見ていたのですが、最終話で評価が変わってしまった作品です
まずは「ガッチャマンクラウズ」。途中まで良かったのですが、意図的に「最終決戦を見せない」演出になっていました。物語の落しどころとしてはよかったのですが、なんだかこう・・・肩透かしというか、「あ、あれ?これでおわり?」と。物語の構成上、ラスボスをぶん殴ってすっきり、という手法が使えない(これまでの主人公の行動原理がそれを否定する行動)だけに、よけいにモヤモヤが貯まってしまいました。ウワサではまだ続きがBDなどであるようですが
逆に「有頂天家族」。こちらはラストにあのために全て今までの物語があったのだ、と思わせるような、見事な大暴れで、見ごたえとそしてずっとつかえていたものが押し流されてすっきりした、それこそ秋の冷たい空のようなさわやかな気分でした。
どちらも共に面白かったのですが、やはりアニメに限らず、最後にどかん!と大暴れがあるとカタルシスがあるし、見終わった後に「ああ、楽しかった」と。
そういう意味では「最後に最大の見せ場」がない作品というのは、理屈が通っていてもどうも締まらない、中途半端な印象になってしまいます。
とはいえ、上記2作品は面白かった!見ていらっしゃらない方、ぜひオススメします。
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