タレントや芸能人の立ち位置、役割の中に「わからんちんオヤジ」「世間の流行に片っ端からケチをつける」役割の人がいて。
たとえば、世間で何かが流行するとコメントを求められて「こんなものが流行るなんてくだらない」「私はこんなものはやらない」「もっと別の面白いことに金や時間をかけろ」「自分の若いころは」という、番組的に必要とされるキャラを演じることで、視聴者のその流行を好きな人からは批判を、逆に同じように流行を苦々しく思っている人からは喝采を受ける、そんな役割。
で、彼らのような意見って、結局流行りものに便乗を最もしているタイプのタレント、とも言えます。なにしろ、その流行っているもの、たとえば今でいえばポケモンGOを批判するやくみつる氏はポケモンGOを遊んでいない。遊んでいないにもかかわらずゲームをクサする。最悪の便乗タレントともいえます。まだブームに乗せられてスマホ片手に街を歩き回っているタレントの方が真っ当であり。
逆に言うと、こういう役割の人はテレビに必要とされるからこそ画面に映り続ける。考えてみたらある程度のいい年になった、でも、ビジュアル的に求められないコメンテーターという立場のいわゆる「扱いずらい大御所」が嫌われ者という役割で生き残ることに必死なんだろうなあと切なくなったり。
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最終更新日
2016.07.26 09:31:13
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