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コスプレというのがどこまで認められるか、ということについて
【2/22修正】けものフレンズのコスプレをして通常営業日の東山動植物園で撮影したコスプレイヤーが→東山動植物園内では常識の範囲内であればコスプレは禁止されていないと判明するまで これ、難しい問題が含まれています。というのは、コスプレにTPOがある、それを認めない行動は法律的に問題なくても社会から理解されない。というのは私も認めるところですが、動物園のような「楽しむ場所、お祭りのような場所でのコスプレはどうか?」という点です。で、今回動物園側の反応は「常識の範囲内であれば禁止されていない」という回答。で、この常識という基準は個人によって違うので動物園側のスタッフが「その衣装では入場禁止です」とされなければ「常識の範囲内であった」ということだと思います。 コメント欄を見ていて思ったのは今回反対している人の意見の根底は「コスプレを自分は見たくないからやめろ」という感覚。これ、わかるんです。大切にしなければいけない感情です。が、それを際限なく認めるということは、たとえば昨今参加者が増えているハロウィンはダメになる。コスプレがだめという場合、野球場にレプリカの選手の衣装を着て応援に行くこともダメなのか?「女装は気持ち悪いから駄目」というのは、そういうLGBTの人への差別になるのではないか?さらにいえば「似合っていない」というだけで相手の服装を他社が制限する口実にできる。 今回の元になった人はアニメ人気に便乗しての今回の件なのでしょう。が、たとえば有名ドラマで人気になるとその登場人物のブランド服を着て町に出る人はたくさんいる。これも「コスプレ」です。 現状、法律では性器を露出させていたり、警察や自衛官など職務的に責任のある制服以外は規制されるものではありません。衣装も「表現の自由」の大切な一つです。 だからこそ、無下に「場違いなコスプレでアニメやコスプレイヤーの評判を落とすな」論にはできない、難しい問題です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.23 09:15:39
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