お中元のこの時期、当社でもありがたいことに、フルーツトマトジュース「森のトマト姫」やフルーツトマト「森のトマト姫」の発送が大わらわだ。
そもそもお中元とは何か?
古代中国には道教の天神信仰があり、上元(1月15日)、中元(7月15日)、下元(10月15日)の三元の日に天神を奉っていた。
上元の月には上元生まれの天官(天神さま)を、中元の日には中元生まれの地官(慈悲神さま)を、下元には下元生まれの水官(水と火を防ぐ神さま)の三官をまつり、この三官のうち7月15日の中元の慈悲神様が仏教のお盆(「盂蘭盆会」うらぼんえの略。一般には「盆」「お盆」と呼ばれる。7月15日を中心に行われる仏事。色々な食べ物を仏壇に供えて、死者の冥福を祈る。本来は旧暦7月15日だが、現在では新暦7月15日や、月遅れで8月15日に行われる。)の行事と結びついたと言われている。
これらのうち中元だけが日本に伝わり、盆と混じり合い、仏に供えるお供物を親戚や隣近所に贈る習慣となったようだ。
この「お中元」のことを地方では「盆供」や「盆礼」と呼ぶところもあるが、先祖へのお供とお世話になった方々への贈り物ということだ。
おかげさまで、当社は、イオン九州、ヤマエ久野、大分県物産協会等の店舗やカタログやインターネットにご紹介頂き、それなりに評価も頂き、リピーターもあるということで、大変ありがたく、感謝しているところだ。
今年はイズミ(youmeタウン)様ともお付き合いさせて頂くことになり、こちらからも毎日のように発注があがってきて、スタッフ一同珍しく顔がほころんでいる次第だ。
そこで、一体どのようにご紹介されているのか、愚妻と2人で市場調査と称して、福岡県久留米市のゆめタウンまでノコノコ出かけてみたのであった。
案の定、特設のお中元売場の展示場に現物もダミーも見えない。
(商品撮影用にサンプルを送付しただけで、店舗に現物見本も送っていないし、ダミー製作の話も無かったので当たり前といえば当たり前であるが)
この店舗では見えるところにカタログも置いてなかったので、係の方に、「お中元カタログありますか。」といって、1冊もらう事ができた。
あった、あった、全74ページの
「2010夏の夢ギフトーおいしさ広がるとっておきの贈りもの」の中、九州味じまんというコーナーのP36に掲載されていた。
しかも情報は、上記画像と、
「大分 フルーツトマトジュース「森のトマト姫」 500ml×3 3,500円 カタログ番号3664のみだ。
掲載総数はおおよそ1,500点位だろうか、この中から選んでくださったお客様のその閃きと感性のよさ、本物を見極める選択眼には感謝はもちろん、感服せずにはいられない。
「砂浜でコンタクトレンズを探すようなもの」というが、「太平洋で鯨を探すようなもの」か、「3億円当たった宝くじの換金に行った帰りに絶望的な交通事故に遭い、一命を取り留めたようなもの」だ。
ついでに「ゆめタウン」のHPからも探してみた。
飲料・コーヒーのジャンルはもとより、目的を持って検索してもなかなか見つからない。
やっとのことで、
ゆめタウン>ゆめショップ>2010夏ギフト> 九州編>8ページ(最後のページだ)
にやっと見つけることが出来た。
こちらはカタログよりも更に行き当たる確立はまさに宇宙的スケール、難易度は超高い。
スタッフのS美さんは、いつものトマトの収穫とお世話の合間に、1本1本丁寧にラベルをはり、優しく包んで発送に精を出すのであった。