スティーブ・トゥックについてExalted companion of cocaine nights・・・Steve 'Peregrin' TookについてSteve Tookについて書きます。(かなり長くなる悪寒。) 今でこそT.Rex=Marc Bolanですが、リアル世代には T.Rex=Marc Bolan & Mickey Finnのデュオってイメージでした。グラムらしいバイセクシャルな雰囲気を出すには妖艶なMarcと端正なハンサムのMickyがうってつけだったのでしょう。それが「やおい」なんて無かった時代の日本の腐女子に受けたようです。Marcも自分はバイセクシャルだと公言してはばかりませんでしたが、単に宣伝のためって気がします。私はコーヒー党か紅茶党かぐらいにしか、彼のセクシュアリティには興味なかったなぁ。子供だったのね。 一般に相方っていうと先ごろなくなったMickyさん(合掌)なのですが、私はまず一番目に見捨てられた相方の故Steve Took(合掌)が大好きなのです。(好きといってもMarcとの係わり合いの中でですが)多分、今Marc中毒なので、天国にいるジャンキーの彼と電波がシンクロナイズしてるんでしょう。 Steveはティラノザウルス・レックスのライナーノートなんかに書いてあるように、グループ解散後、ただ、情けなく亡くなっただけじゃないんです。内外のMarc Bolan関係の本を読んでも、Steveの記述がとても少ないし、Marcのイメージを損ねないように、彼とのかかわりは意識的に省いている気がします。 Steveの才能が開花したのはティラノザウルス・レックスが解散してからです。ティラノザウルス時代もバッキング・ヴォーカルの絶妙のハーモニーに、ボンゴやピキシフォンやベースなどあらゆる楽器を使いこなしたし。・・作曲し、歌ったMarcが写真家なら、Steveは単調なティラノザウルスの曲に色彩を与えた画家ではないか、という評価もあります。トニー・ヴィスコンティさんもSteveの才能を買っていたので、解雇には反対してました。結果的には解雇はMarcに取って大成功で、ご存知のようにその後、T.Rexはスターダム驀進、Marcは望むものを手に入れるわけです。 ちょっとずつ、Steveのヒストリーも書く予定ですけれど、結構しんどい作業になりそう・・・サイケデリックなシーンを全く知らないので。今ではCDも簡単に手に入るけど、その予算をMarcに廻したい(マテヤ)。 Steveを通してつかみどころの無い虚像のMarcの人間性みたいなものがほんの少しでも理解できたらいいなぁと思いまする。 ジャンル別一覧
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