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カテゴリ:旅行、海、お散歩
警察署の近くに左富士という交差点がある。 何で左なんだろう? 大阪から来たらずっと左だけど?? 逆に東京方面からだと右じゃない??と気になってました。 弥次さん、喜多さんでおなじみの「東海道中膝栗毛」では、 東海道を江戸から伊勢神宮への旅行珍道中。 そう、全ては江戸から始まるんです。 江戸から西へ出発すると、ずっと右手に富士山が見えるんですね。 ところが、この辺りでだけ左に見える事から「左富士」と 呼ばれるようになりました。 なるほどね。 安藤広重画「東海道五十三次内吉原」 松の間の左の奥の方に見える山が富士山です。 この松の木のある場所は今では工場に挟まれていて富士山は望めません。 昔の碑なんでしょう。欠けてはいますが、肝心な部分は残っています。 この近くに「左富士神社」があったので寄ってみました。 溶岩の上に狛犬が乗っています。 本殿 明治41年までは「悪王子神社(あくおうじじんじゃ)」と称されてました。 延宝8年(1680)の高潮で、悪王子の森のみ水没を免れ、 ここへ逃げ込んだ人々は難を逃れたそうです。 本殿横には依田橋町の「道祖神」 この他、ここには一里塚もありました。江戸から34番目の一里塚です。 今ではすっかり工場地帯に変わってしまったこの界隈、 昔は悪王子の杜や松の木やぐらいしかなかったんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年02月11日 18時06分31秒
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