あらすじ
ロサンゼルスで古いボクシングジムを営むフランキー
(クリント・イーストウッド)は実力はあるが
育てた若者は欲を求め彼の元を去っていく。
あるとき、そんなジムへ31歳のボクサー志望のマギー
(ヒラリー・スワンク)が入ってくる。
フランキーにとってマギーのような女など眼中になかった。
しかし、貧しい生活をしながらも、練習に励む彼女のハングリーさに
彼は徐々にボクシングを教えるようになる。
やがてトレーニングを通して次第にお互いを必要とし始めていく
二人だったが・・・。
感想
イーストウッドも年々お爺ちゃんになっているな~。
しかし監督業の方は衰えるどころか、冴え渡っている。
この作品でアカデミー監督賞を最高齢(当時74歳)で受賞した。
主演のスワンクも2度目のオスカーを獲りました。
あの体はボクサーの体でしたね~。
腰の入った重そうなパンチを打っていて
私なんかは軽くKOされそうでした。
物語の語り部で元ボクサーの雑用係スクラップを演じた
モーガン・フリーマンは4度目の正直で嬉しいオスカー初受賞を果たした。
ナレーションの声が重みがあって良かった。
イーストウッドは作品について
「シンプルなラブ・ストーリー。父と娘のラブ・ストーリー」
と語った。
ラブ・ストーリーといっても恋愛じゃなくて、愛の物語である。
父と子ほど離れた孤独な2人が紡いだ真実の愛に心打たれた。
『ミリオンダラー・ベイビー』公式サイト
ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。
タイトルマッチの試合は、あんなのボクシングじゃない。
レフェリーちゃんとしろよ!
王者は反則負けだろうとか思いました。
マギーの母親は最悪でしたね~。
お前みたいな怠け者がマギーを笑う資格なんて無い!
あんな親からマギーみたいな良い子が産まれたのは不思議だ。
ディズニー好きに悪い奴がいるのはショックでした(笑)
マギーはダンに尊厳死を懇願した。
いなくなったマネージャー、試合を止めなかったレフェリーとドクター
続行を願ったスクラップ自身にも問題があるのに関わらず
失明した責任を一身で背負うような男には酷な願いである。
生きる意志を失ったマギーは、もはや生きているとはいえない状態になり
ダンは決心し、自らの手によってマギーをあの世に送る。
米国の事情がよく分らないが、医師でもない人間がして良い行為なのか?
誰もが後悔しながら生き続けるが、人生は短かったが
悔いの無い一生を終えたマギーは幸せだったろう。
ガウンに刺繍されたゲール語の「モ・クシュラ」は彼女の呼び名となり
会場の人達は大声で声援を送った。
「愛する人よ。あなたは、わたしの血だ」と。
リング場では彼女は孤独ではなかった。
そして何より1番大事な人から、そう思われていたマギーは満足だろう。
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Last updated
2007.10.12 22:20:10
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