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カテゴリ:映画 カ行
あらすじ 今や「ダンチ」と呼ばれているニュータウンの一室に暮らす 絵里子(小泉今日子)、夫の貴史(板尾創路) 長女マナ(鈴木杏)、長男コウ(広田雅裕)の京橋家。 家族の間で隠し事をつくらないというのが一家のルールで 一見理想的な家族だが、それぞれが秘密を持っていた・・・。 感想 「対岸の彼女」で直木賞を受賞した 角田光代の同名作品の映画化。 今や「ダンチ」と呼ばれ、都市計画が破綻した ニュータウンを舞台に、それと対比するように 上辺は隠し事をしない理想の家族、その実 隠し事だらけの崩壊気味の家族が描かれている。 その姿を通して、家族とは何か と問い掛けている作品である。 いや~怖かったですわ 心臓の弱い方は観ないで下さい KYON2が主演女優賞を獲りまくった映画で 監督の豊田利晃が覚せい剤で逮捕されたという 予備知識だけで観たら、結構、豪華で面白いキャストだった。 板尾創路がKYON2の夫役というのには驚いた(笑った?)。 恐い映画の中で、道化役として良い味を出してました。 娘役は鈴木杏で、息子役は広田レオナの息子だそう。 KYON2の子供にしては、大きいようにも感じたが 年齢的には、おかしくはないんですよね~。 KYON2も私も年を取った、いや重ねたって事ですね 大楠道代が演じる絵里子の母は とても格好良いバアチャンだった。 助演陣の中では存在感がピカイチでした ソニンが、なかなか重要な役どころを演じてた。 國村隼と瑛太は出番が少ないながらも、印象深い役だった。 そして、永作博美の怪演 は見所の1つです KYON2とは、スーパーマイルドのCMと バツイチの後輩であるUAが(笑) 主題歌の「この坂道の途中で」を歌っている。 『空中庭園』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 空中庭園というよりは、観覧車というタイトルが しっくりきそうな映画だった。 コンビニで振り返った無表情のKyon2の顔が 怖かったー((+_+)) 完璧な笑顔の下に隠された狂気 永作のキャラも恐かったな~(^_^;) サッチャン カッコィィ! カッキーン!!(死語?) 計算通りに理想的な家族を作り上げた筈のナヨ子だったが 人生なんて思い込み通りにはいかないもんです。 隠し事をしない家族が幸せの様に思い込んでいたが 人は隠し事の1つや2つはあるもので、知らぬが仏と言うように 隠し事がある家族の方が幸せという場合もある。 だいたい隠し事をするという行為は、家族を守りたいが為である。 今にも崩れそうな、 学芸会的な家族ごっこ的な京橋家であるが その絆は意外に今日子、もとい強固であった。 大事な事は、墓場まで持って行けって事やね。 最後は、なよ子の自殺という悲劇的な結末も予感させたが 救いのある終わり方で、後味が悪く無くて助かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.05 19:28:01
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