テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:アニメ
あらすじ 宮殿最上階の部屋には、美しい羊飼いの娘と 煙突掃除の青年、王の肖像画が3枚飾られていた。 ある夜、恋する娘と青年が絵の中から抜けだす・・・。 感想 嘔吐鳥 変換ミスった 王と鳥 なんの面白味にも欠けるタイトルですが 独創的なアイデアに溢れる とても面白い作品でした! 1952年、フランス初の長編アニメ映画として 『やぶにらみの暴君』は公開され、ヴェネチア映画祭では 審査員特別賞を獲得するなど高い評価を受け 宮崎駿、高畑勲らに多大な影響を与えた。 同作品はポール・グリモー監督にとって不本意に 公開された為、後に作り直したのが、この作品だ。 スタジオジブリにより配給されたが、爆笑問題の太田が 「高畑監督による宮崎潰し」 と言う程に『カリオストロの城』や 「未来少年コナン」等への影響を強く見てとれた。 最初は、やっぱり大昔のアニメやしな~という感じで観てたが 次第に引き込まれ、途中からブラボーな面白さでした。 犬や羊飼いの娘の絵は、ディズニーっぽくもあるが ストーリーは、ディズニーではあり得ないな。 この映画の舞台は、人々の衣装や社会体制とか見ると 一見、古い時代のようだが、城はかなりのハイテク施設で 未来のようでもある独特な世界だ。 秀逸なデザインのロボットまで登場する。 原作は、アンデルセンの『羊飼い娘と煙突掃除』で 本来の主人公は彼らなのだろうが 王と鳥の存在感の方が勝っていた。 この王は、ヒトラーを表しているとも言われるが この映画は、ただ単純に面白いだけでなく 様々な解釈が楽しめる作品となっており 子供も大人も、それぞれに楽しめる映画だろう。 『王と鳥』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓ シャルル5+3+8=16世!(笑) 子供の頃に観たアニメなどで、落とし穴が開いて 消されるという描写は、これが元ネタやってんや! 警官長が、落とされない為に、動きまわるのが おもろかったな~(^○^) 最後、全てを破壊したロボットが途方にくれたように 考える人みたいなポーズをしてたのは 笑った(^○^) 一度全てを破壊しないと、新しい世界は 築けないって事なんかな。 自由の象徴の鳥が勝利し、ロボットが小鳥を箱から逃がし 箱を破壊して映画は終わる。 これからは、自由の時代だと明示した場面やね。 楽天以外の方はURLを忘れずに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.30 11:28:01
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