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カテゴリ:映画 カ行
あらすじ ミネソタ州セントポールのフィッジジェラルド劇場では ラジオの公開生放送が始まろうとしていた。 司会者のギャリソン・キーラーや姉妹のカントリー歌手 ロンダ(リリー・トムリン)とヨランダ(メリル・ ストリープ)らおなじみのメンバーが続々楽屋入りする。 だが、その晩は長年続くラジオショーの最終日で・・・。 感想 遺作シリーズ第2弾! 不謹慎か 『M★A★S★H』で カンヌ国際映画祭パルムドール 『ショート・カッツ』で ベネチア国際映画祭の金獅子賞 『ビッグ・アメリカン』で ベルリン国際映画祭の金熊賞(辞退) 三大映画祭を制覇した 巨匠ロバート・アルトマンの 最後のメッセージ! 出来すぎ!ってぐらい 遺作に相応しい作品! 最後、そして死という要素が 物語の大きな鍵を握っている。 アルトマンは、5度も候補になりながら オスカーは1度も微笑む事はなかったが この作品が遺作になった事は 天使は微笑んでくれたかのよう。 ただ、遺作に相応しいと言っても 湿っぽい内容では、ありません。 そこはアルトマン! ユーモアたっぷり、歌が盛り沢山の 楽しいショーを見せてくれた。 中でも、ストリープとリンジー親子の歌声は この作品のハイライトだろう。 アルトマンと言えば群像劇ですが、彼を慕って 豪華キャストが集結するのも、彼の作品の特色だ。 メリル・ストリープ、ケヴィン・クライン リリー・トムリン、宇宙人ジョーンズ ジョン・C・ライリー、ウディ・はげルソン ヴァージニア・マドセン、リンジー・ローハン等々。 オスカー俳優3人に、実力派、個性派 未成年にして、アル中の人気アイドルなど バラエティに富んだ顔触れとなっている 映画に登場するラジオ番組は、1974年から放送開始し 現在も続いてる実在の人気番組だ。 実際の番組では、本人役で出演してる ギャリソン・キーラーがガイ・ノワール ダスティ、レフティを一人で演じてるそうだ。 日本には無いタイプの番組やね。 『今宵、フィッツジェラルド劇場で』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 ペンギンの話や、舞台上のアメリカンジョークは笑えないが 緊張感なさ過ぎの舞台裏の物語の方が よっぽど面白かった(^○^) ラスト、死を司る天使が再登場し それに対する皆の表情が良かった(笑) 「老人の死は、不幸な事ではない」 我々ファンに向けたアルトマンの遺言のよう。 楽天以外の方は、本文中にURLをお願いします。 TBは、承認制となってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.17 10:15:47
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