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カテゴリ:映画 ア
愛されるために、ここにいる あらすじ 仕事においても、家族との関係においても行き詰まり 人生に疲れ果てたジャン=クロード。 結婚を目前にして幸せなはずなのに どこか満たされないフランソワーズ。 ある日、タンゴのレッスンで、ペアを組むことになった ジャン=クロードとフランソワーズ。 そこから二つの人生が交差しはじめる・・・。 感想 フランス版Shall We ダンス? と言っても、そこはフランス映画 『Shall We~』とは、かなり毛色が違い そんなに笑える映画ではないが、見終わった後に ダンスを習いに行きたくなる のは、共通している。 思っても、習いに行かないのも同じ 言葉と気持ちは、裏腹 この映画の原題は、邦題とは正反対の 愛されるために、 ここにいる訳じゃない だが、その言葉の裏には邦題の想いが 込められていると、監督は語っている。 ひねくれた原題は、内容を実に表していた。 多くの人は様々な理由で、思ってる事を素直に 口に出したり、行動に移せずに過ごしがちだ。 取り返しがつかなくなる前に 素直に生きようと、この映画は語っている。 恋愛映画+親子愛 この映画のメインは、もちろん恋愛ですが 親子の物語も、なかなか見応えがあった。 恋愛映画は、そんなに得意じゃない私が 気に入ったのも、そういう部分がある 主演2人に加えて、主人公の父を演じた ジョルジュ・ウィルソンは、セザール賞候補になっている。 主人公ジャン=クロード役のパトリック・シェネは 役所広司、リチャード・ギアみたいな華やかさは皆無だが そこが逆に、物語に説得力を与えていた。 映画に、そして主人公の人生に彩りを添える ヒロイン役をアンヌ・コンシニュイが演じた。 彼女の手が最高 『愛されるために、ここにいる』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓ 息子を愛してるのに、つい憎まれ口をたたき 帰り姿を窓から、そっと眺める父親。 その父親の態度に愛されてないと思い 酷い言葉でなじったのが今生の別れとなったが 実は捨てたと言っていたトロフィーは 大事に保存してあり、父の愛を知って 寂しそうに父のいない窓を眺める主人公。 辞めたいと言い出せず、植物持ってきて良い? と言ってしまい、オフィスを植物園にする息子(笑) 人間って不器用な生き物やね~。 主人公は窓から眺め、予習してただけに ダンスは上手いが、あの表情は何とかならんか(^_^;) 結婚を破棄するほど、二人の交流はなかったので お姉さんの言う事は正しい気もしたが 結婚式の席で揉める家族の中で、突然泣き出した フランソワーズの姿に、気の迷いではないと分かった。 フランソワーズの結婚の話を知って怒った ジャン=クロードの姿は、かなり大人げないな(^_^;) それほど深い関係でもなかったし、年齢差もあったし いい年して、そこまでショックを受けんなよ(笑) 「激しい情熱」ではなく、「砂漠の薔薇」を 買ったの時は、わきまえてると思ったのに(笑) 密着する二人の距離、フランソワーズの恍惚の表情 ジャン=クロードの背中の彼女の手 あのダンスには、二人の想いが表れていた。 たかがダンス、されどダンスか。 楽天以外の方は、URLを本文中にお願いします。 TBは、承認制となってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.15 20:43:37
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