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カテゴリ:映画 カ行
あらすじ マクマーフィ(ジャック・ニコルソン)は刑務所の強制労働を 逃れるために、気狂いを装って精神病院に入る。 そこは、絶対権をもって君臨する婦長ラチェッド (ルイーズ・フレッチャー)の専制のもとに運営されていた。 感想 『アマデウス』等で知られる ミロス・フォアマン監督による アカデミー賞5部門(作品、主演男優、助演女優 監督、脚色)受賞の不朽の名作 だいぶ前、BSでアカデミー賞特集してたのを 録画してたのを、ようやく観る事が出来た 評判が良く、前から見たかったんですが やっぱり 凄い映画やね! まず、助演女優賞に輝いたルイーズ・フレッチャー が演じる病院の婦長が凄い! 史上最強の 悪役ちゃうか!? こいつ、人間か?ってぐらい冷酷でした その超ムカつく婦長を困らせた ジャック・ニコルソン演じるマクマーフィーが最高! 善人ではないけど、凄い魅力的だった 彼と他の患者の交流が楽しくて見所ですが 患者の顔触れが、面白い面々でした まず、一番目立ってたのは、オスカー候補になった ビリー役のブラッド・ドゥーリフ、そして ダニー・デヴィート若っ! 脂ぎってない 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の ドク役で知られるクリストファー・ロイドも出てる 若い頃は、ジム・キャリーに似てるな 『ゴースト ニューヨークの幻 』の ヴィンセント・スキャヴェリも出てました。 幽霊顔の彼は、フォアマン作品の常連らしい 精神病院の話ですが、親子の関係や学校など 様々に置き換える事が可能な内容で 人間の尊厳について、考えさせられる作品でした。 ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 『ベティ・ブルー』は この作品の影響を受けたみたいやね。 カッコーという鳥は、他の鳥の巣に卵を産み 赤の他人、いや、赤の他鳥(笑)に育ててもらう習性だが この映画でのカッコーは、チーフという事になる。 最後、精神病ではないチーフは 病院から巣立って行く。 だが、彼をデカくしたのは親(病院)ではなく マクマーフィーの存在だった。 病院は、患者を巣立ちさせる場所である筈が 患者を人として扱わず、都合の良いように 規則で縛りつけ、逆に小さくしてしまっていた。 しかし、ラチェッドはムカついたな。 不謹慎ながら、あのまま絞め殺されろと思った(^_^;) 杓子定規で融通がきかず、負けず嫌い。 「逃げ=負け」になるから マクマーフィーを刑務所に戻す事を反対したが その決断がビリーの命とマクマーフィーの人格を 奪う結果に繋がった・・・。 3秒ヴァイオレーション、ゴール・テンディング無視 無茶苦茶なバスケやな(笑) マクマーフィーは、野球観戦ごっこ バスジャックして釣り、深夜のパーティー等 次々とルールを破っていくが 患者達は、生き生きとしていく。 患者の個性を無視し、型通りにしか 接しなかった婦長と違い、マクマーフィーは 人として、向き合ったからだろう。 最後の廃人同様のマクマーフィーは 演技であって欲しかったな(´Д`) 楽天以外の方は コメントにURLをお忘れなく♪ TBは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.20 17:44:50
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